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鼓童研修所「夏の体験入所」8月開催/千田倫子


鼓童研修所「夏の体験入所」8月開催

Photo: Yasuhiko Ishihara

鼓童文化財団研修所では、8月8日(月)〜10日(水)の2泊3日で、「夏の体験入所」企画を実施いたします。

Photo: Yasuhiko IshiharaPhoto: Yasuhiko Ishihara

研修所への応募を考えておられる方、またこの体験入所を通して今後の進路を考えてみようという方が集まり、にぎやかな雰囲気の中で、研修所の日常を体験していただけるものです。

Photo: Yasuhiko Ishihara

この企画では、参加者の皆さんに向けて、鼓童メンバーの見留知弘による「鼓童の太鼓の基礎」の稽古時間もあり、これは、通常の体験入所にはないプログラムです。

Photo: Yasuhiko Ishihara
研修生、鼓童メンバー、研修所スタッフ等と気軽に話し、質問やアドバイスを受けるなど、思う存分触れ合い、体験できる3日間。ご参加を心よりお待ちしております。

鼓童研修所「夏の体験入所」詳細

◆募集人員:約15名 ※先着順とさせていただきます。

◆料金: 8,000円(税込)宿泊費・食費・島内交通費含む(佐渡までの交通費はそれぞれにご負担ください)

◆集合・解散
2016年8月8日(月)両津港集合15時10分(12:35新潟発フェリー)
2016年8月10日(水)両津港解散12時10分(12:40両津発フェリー/12:55発ジェットフォイルに乗船可能)

◆参加資格:高校生以上〜2017年4月1日時点で25歳以下の方

◆予定する主な内容
・稽古(鼓童メンバー:見留知弘による稽古/見留知弘の研修生への稽古見学/研修生による稽古成果発表/トレーニング/ストレッチ)
・生活(食事作りと片付け・掃除・農作業など)
・関連施設見学(鼓童村=太鼓芸能集団「鼓童」拠点/太鼓体験交流館)

◆お申込方法
タイトルを「夏の体験入所申込み」として、以下の必要項目を記入の上、下記メールアドレスまでお送りください。
・お名前(フリガナ)/年齢/性別/職業(学生の場合は学年と、差し支えなければ学校名)
・郵便番号/住所/電話番号
・音楽歴/スポーツ歴/郷土芸能歴(いずれも差し支えなければ)
※お問い合わせのメールの場合も、お名前/年齢/地域/電話番号を明記していただければ幸いです。

◆お申込締切:2016年7月22日(金)

【お申込み・お問合せ】 鼓童文化財団研修所 (担当:石原 泰彦)
〒952-0855 新潟県 佐渡市 柿野浦 885
Email: kenshujo@kodo.or.jp
Tel. 0259-28-2999(日中、繋がらない場合がありますので、できるだけEメールにてお願いいたします)
※お問い合わせのメールの場合も、お名前/年齢/地域/電話番号を明記していただければ幸いです。

Photo: Yasuhiko Ishihara


「若い夏」会場・浅草公会堂、鼓童展/松浦充長


「若い夏」会場・浅草公会堂、鼓童展

Photo: Mitsuura Matsunaga
7月1日より浅草公会堂で始まった「若い夏」。1階展示ホールでは、出演者の手形、鼓童の歴史やディスコグラフィの展示がご覧いただけます。

Photo: Mitsuura Matsunaga
また、ONKYO✖️鼓童のコラボ商品も展示しており、試聴コーナーもございます。ぜひ、お立ち寄り下さいませ。

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会場:浅草公会堂 展示ホール
展示期間:7/1〜7/3
展示ホール開場時間:10:00〜17:00
※公演をご覧にならない方もご入場いただけます。


news20160701wakainatsu鼓童浅草特別公演「若い夏」
2016年7月1日(金)〜3日(日)東京都台東区 台東区立 浅草公会堂
http://www.kodo.or.jp/news/20160701asakusa_ja.html

当日券は各公演の1時間前より劇場1階ロビーにて販売


まもなく浅草公演!/井関直美


浅草・仲見世商店街に鼓童旗ずらり!

明後日より浅草公演が始まります。「若い夏」を、浅草からみなさんにお届けできることをとても嬉しく思います。さて、今年も仲見世商店街はこんな素敵な景色が広がっています。ますます気合いが入ります!

Photo: Naomi Iseki

浅草の皆さんに応援して頂き、全国からお客様に足をお運びいただけて、4年目の浅草での公演を迎えます。

皆さまにお楽しみいただけますように!

Photo: Erika Ueda


▼【残席わずか】鼓童浅草特別公演「若い夏」チケット好評発売中!
news20160701wakainatsu鼓童浅草特別公演「若い夏」
2016年7月1日(金)〜3日(日)東京都台東区 台東区立 浅草公会堂
http://www.kodo.or.jp/news/20160701asakusa_ja.html

【問】チケットスペース Tel. 03-3234-9999
(月〜土、10:00〜12:00、13:00〜18:00)


「若い夏」美術制作/松田菜瑠美


「若い夏」美術制作

「若い夏」の舞台美術作成の様子をご紹介します。

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6月某日、職人社秀平組の職人さんたちが10名で佐渡を訪れました。挾土秀平さんが初めて手がけられる舞台美術は、佐渡の竹を数十本切り出すところから始まりました。

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鼓童のメンバーが稽古をしているすぐそばには、たくさんの竹林があります。普段から太鼓の音を聴いている竹に、鮮やかに職人さんの手が加えられていきました。

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自然を取り入れることに、鋭敏な感覚を持つ挾土さんの作品がどのように仕上がるか、是非劇場でご覧ください。

ー 何処まで、彼等の背景となり得ることが出来るか? ー
ー 時間なく手探りの中で、彼等の為のせめてもの背景とは? ー
ー また徐々に神経が立ちはじめている。 ー
(挾土秀平さん 公式ブログ「遠笛」より)
http://blog.syuhei.jp/?eid=239255#sequel

Photo: Erika Ueda


▼【残席わずか】鼓童浅草特別公演「若い夏」チケット好評発売中!
news20160701wakainatsu鼓童浅草特別公演「若い夏」
2016年7月1日(金)〜3日(日)東京都台東区 台東区立 浅草公会堂
http://www.kodo.or.jp/news/20160701asakusa_ja.html

【問】チケットスペース Tel. 03-3234-9999
(月〜土、10:00〜12:00、13:00〜18:00)


6月24日「祭音」2016/松田菜瑠美


6月24日「祭音」2016

Photo: Narumi Matsuda
長岡リリックホール開館20周年記念での「祭音」公演、完売で盛況のうちに終了しました。
三宅島芸能同志会の皆さんの打ち込み、お客様の空気、とても熱いものでした。祭音公演として、4回目となるだけあって、新潟県では初めての開催にも関わらず、冒頭から「わっしょい、わっしょい!」と祭音ではお馴染みになりつつある客席からの掛け声。

Photo: Narumi Matsuda
スタンディングオベーションもいただき、シンプルながらも人を惹きつける三宅太鼓の魅力を存分に味わいました。

Photo: Narumi Matsuda


「祭音」稽古/松田菜瑠美


「祭音」稽古

Photo: Narumi Matsuda

鼓童と三宅島芸能同志会の皆様とで「祭音」公演の合同稽古を致しました。三宅太鼓三昧のこの公演、めでたく完売です。力強い舞台と満席の客席から生まれる熱が楽しみです。

Photo: Narumi Matsuda

【本日公演!】長岡リリックホール開館20周年記念「祭音2016」
http://www.kodo.or.jp/news/20160624matsurine_ja.html


「若い夏」稽古大詰め/松田菜瑠美


「若い夏」稽古大詰め(6月13日)

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7月の「若い夏」に向けての稽古が大詰めを迎えております。舞台の上で、周りとの関係性を捉えて、息を合わせて音を作っていく。集団で行う大きな魅力の一つであり、並大抵では得られないこの感覚を、若いメンバーが、連日朝から夜遅くまでの稽古の中で掴みつつあります。

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「もっと行ける」「まだまだ大きくなれる」そんな希望と、周囲からの期待に満ちた、若さというものに若い彼らが必死に向き合っています。エネルギーのある舞台に成長してきました。

鼓童村稽古場での稽古も今日が最後、明日からは劇場に入っての稽古です!


▼【残席わずか】鼓童浅草特別公演「若い夏」チケット好評発売中!
news20160701wakainatsu鼓童浅草特別公演「若い夏」
2016年7月1日(金)〜3日(日)東京都台東区 台東区立 浅草公会堂
http://www.kodo.or.jp/news/20160701asakusa_ja.html

【問】チケットスペース Tel. 03-3234-9999
(月〜土、10:00〜12:00、13:00〜18:00)


研修所通信:2年生・4月の祭り篇/千田倫子


研修所通信:2年生・4月の祭り篇

さて本日は、2年生の4月の様子をご紹介します。

2年生達は佐渡に来て丸一年が経ちました。これからはすべての事が2回目の体験だ!と思いきや、4月はまだまだ然にあらず。新一年生を迎え、文字通りの先輩という存在になる(その予想を超えた大変さ)。そんな中で、冬期間の稽古の成果を鼓童全メンバー、スタッフの前で発表する(これほど緊張する場はない、と歴代研修生の弁)。そして何と言っても、唯一無二、一生に一度の体験となるのが地元の若衆と認めてもらっての4月15日の柿野浦のお祭りへの参加です。

稽古始めは4月1日で、13日間毎晩神社に通って地元の方々から鬼打ち(鬼の踊り)と、太鼓を習います。一番最初に祭りに受け入れていただいたのは、柿野浦を研修所としてお借りして移り住んだ翌年の1997年。現所長の石原が13晩の稽古に参加し、鬼の衣装をつけさせていただいたと記憶しています。ちょうど研修所が二年制に移行した時期と重なり、その翌年2年目を迎えた研修生も同じように稽古から祭りまでを経験させていただくようになりました。1年生は入所したばかりで参加はできず、2年生もその次の祭りの時には卒業して柿野浦を離れています。集落の一員として、どっぷりと祭りに参加できるのは2年生の4月、たった一度きりなのです。
それが綿綿と続いて20年。毎年毎年、10名ほどの新人を相手に教え続けてくださる柿野浦の師匠の皆さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そんな集落の方々の愛情を受け取って、現在舞台に上がっているメンバーのほとんど、また、全国にいる研修所で学んでくれた元・研修生の皆さん共通に、この30戸の柿野浦の祭りは心のふるさととして、大切な宝物として、残っているものと思います。

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13晩の神社での稽古。右側の畳に、集落の先生方がズラリと並んで見つめている緊張感の中。

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稽古後は、毎晩この光景が…。見学に来た1年生や、ツアー班の夜の稽古をやりくりして、柿野浦の皆さんに挨拶にくる鼓童舞台メンバーも加わり、すごい人口密度になっています。

Photo: Yasuhiko Ishihara

4月14日、祭り準備の日、幟立て。集落の皆さんと一緒に作業をして、必要な技や知恵、工夫を学びます。

Photo: Yasuhiko Ishihara

女性陣は、提灯張りとお習字担当。

Photo: Yasuhiko Ishihara

4月15日、祭当日の神社の打ち出し。2年生も鬼・太鼓・獅子頭・木遣の音頭取りなどの役をいただいて、新人として晴れ晴れと一生懸命務めます。

Photo: Yasuhiko Ishihara

研修所での門付け。1年生が鬼太鼓連中を迎える祭り料理をこれも懸命に準備しました。舞台メンバーの顔もちらほら…懐かしの研修所とこの祭りの情景に会いに来てくれ、おかげで御花が途切れることなく、1時間も鬼太鼓連中が滞在してくれました。どの御宅でもそうですが、そこに集う人々の顔は笑顔しかありません。今年の祭りは朝7時半の打ち出しから、夜9時まで続きました。

Photo: Yasuhiko Ishihara

翌16日は、祭りの片付け。水のきれいな柿野浦では、川ですべての祭り衣装を洗濯します。それを最初に知った時には、おとぎの国の話かと思ってしまいましたが、昔はこれが当たり前だった訳ですね。佐渡の鬼太鼓組は120あると言われていますが、現在このような所は他に無いのではないかと思っています。

Photo: Yasuhiko Ishihara

集落の方々がササッと干し場を作って、晴天のうちに一気に乾かします。


1年生も研修所でのおもてなし担当の他は、半纏を着させてもらって太鼓を担いだり、台を持ったり、それぞれの御宅のお料理に幸せを感じたりと、祭りの一日を体験しました。2週間の稽古を乗り切ってハレの日を迎えた2年生をまぶしく見つめ、「来年は僕達も…」と心に刻んだであろう春の一日でした。


浅草 雷門通りの今/井関直美


浅草は先週三社祭が終了し、日常に戻りつつあります。とは言っても観光地。常にたくさんの観光客の皆さんで賑わっています。

そんな中、三社祭の次の日から、雷門通りはこんな素敵な景色が広がっているのです。

Photo: Naomi Iseki

浅草雷門通り商店街振興組合の皆様、本当にありがとうございます! 浅草の皆さんに応援して頂けること、本当にいつも嬉しく思っています。その輪が少しずつ広がっていることをひしひしと感じています。

Photo: Naomi Iseki

今回の「若い夏」は、今年は浅草でしか見れない特別な公演です。ぜひ、たくさんのお客様にお越しいただけますように。そして、公演後には浅草を思いっきり楽しんでいただきたいなと思っています。


▼【残席わずか】鼓童浅草特別公演「若い夏」チケット好評発売中!
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2016年7月1日(金)〜3日(日)東京都台東区 台東区立 浅草公会堂
http://www.kodo.or.jp/news/20160701asakusa_ja.html

【問】チケットスペース Tel. 03-3234-9999
(月〜土、10:00〜12:00、13:00〜18:00)


研修所通信:1年生・4月の太鼓篇/千田倫子


研修所通信:1年生・4月の太鼓篇

研修所35期の1年生達、入所してから早、1ヶ月が過ぎました。皆で助け合いながら、生活リズムもできてきて、ようやく日々の稽古を軸に置くことができる頃でしょうか。様々な4月の体験の中から、稽古風景をいくつか…

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見留知弘による、太鼓の初稽古、最初は桶太鼓の立奏から。しかし初回はバチは握れず、団扇とタオルが必需品

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これからのバチ作りに備えて、柿野浦集落の方から鉋の刃の研ぎ方を習う

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自分で削ったバチで締め太鼓の基礎打ち

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蓑輪真弥による基礎稽古。身体が覚え込むまで、ゆっくりじっくりストロークを確認

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研修所で初めて習う曲『屋台囃子』の打ちっぱなし(※)の稽古。宿根木公演で2週間研修所を離れていた2年生に、成果を披露する。

緑の濃さがいや増す5月の研修所。1、2年生揃って、これからどんどん新しい曲目、物事に挑戦していきます!

※「打ちっぱなし」とは、曲を切らずに楽器を交替しながらフレーズを繰り返し、全員で集中力を切らさず長時間打ち込むこと。体力と気力を開発する。

鼓童文化財団研修所
http://www.kodo.or.jp/apprentice/index_ja.html


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