鼓童ブログ Kodo Blog

2014年

鼓童事務局、鼓童オンラインストア 年末年始休業のお知らせ


いつも鼓童ブログをご覧頂きありがとうございます。

KODO2014_0181-s-150101
2014年も鼓童の活動におきまして、温かいご声援をありがとうございました。どうぞよいお年をお迎えください。


鼓童事務局、鼓童オンラインストア 年末年始休業のお知らせ

鼓童事務局は2015年1月8日(木)までお休みさせていただきます。
皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願いいたします。

また「鼓童オンラインストア」は12月28日(日)から2015年1月8日(木)の間、「商品の発送」「配達希望日指定」「お問い合わせの対応」などができません。ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご了承ください。


文京区で交流学校公演しました/中込健太


交流学校公演|12月17日 文京区立湯島小学校

Photo: Takashi Okamoto
この日は、東京の小学校ということで、都会の子ども達はどんな反応をするんだろうと心配していました。

Photo: Takashi Okamoto

Photo: Takashi Okamoto

予想以上に元気で素直な反応に、私も触発されて自由に、遊び気分で叩いてやろう!と決め、叩きました。

Photo: Takashi Okamoto

「あまり細かいことをごちゃごちゃと考えるより、本気で自分達が面白がって叩いてれば、絶対伝わる。」と手応えを感じ始めています。

Photo: Takashi Okamoto

うりゃ!!

kenta_s


交流学校公演フォトギャラリー

Photo: Takashi OkamotoPhoto: Takashi Okamoto
Photo: Takashi OkamotoPhoto: Takashi Okamoto
Photo: Takashi OkamotoPhoto: Takashi Okamoto

Photo: Takashi Okamoto

撮影:岡本隆史

・エンタ・ステージ|太鼓芸能集団「鼓童」が「交流学校公演」を開催
http://enterstage.jp/news/2014/12/001739.html

・観劇予報|太鼓芸能集団「鼓童」東京・文京区で「交流学校公演」開催
http://blog.livedoor.jp/enbublog-forecast/archives/51945729.html


ご挨拶/阿部研三、井上陽介


kodo_0314_11_0040sss
阿部研三

この度、今年いっぱいで鼓童を退団させていただくことになりました。私が研修所に入所したのは、2000年の4月でした。これまで14年間、鼓童関係者、舞台に関わる皆様、そして鼓童ファンの皆様に、本当にお世話になりました。心より感謝申し上げます。

私が鼓童に入りたいと思ったのは、演奏者の鍛え上げられた肉体美と、無駄のない動きから生まれるキレに圧倒されたからです。そして、前身の鬼太鼓座時代から培った、人間のエネルギーの限界に挑むという理念、またそれを実際にこなしてきた諸先輩方の築いた鼓童の舞台に、強い憧れを感じたからです。

_MG_9193sss 私自身、人間のエネルギーの限界に挑んだかといえば疑問が残ります。現実に、一生を鼓童に捧げることができませんでした。これは自分自身に刻まれる事だと思います。しかし、人間を圧倒するそのエネルギーは、どうしたら生まれるのか、また本当に自分自身が欲しているのか、またそれは何なのか…。

今、自分が決断した道に後悔はありませんが、いまだ自立できたとは程遠い自分だからこそ、自分の足で立つという意識で、新たな道を歩もうと思います。

なにやら重苦しい最後のご挨拶ですが、如何せん、家族がいますので、学生気分で佐渡に渡って来た時とは、状況も年齢も違います。自分がどうのこうの、理念がどうのこうの言ってる場合ではありません。生きなければなりません。必然的に限界に挑みます…。

鼓童で経験したことは、本当に貴重で、今後の自分自身の大きな財産になると思っています。このような機会を与えてくださった多くの方々に、改めまして、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

mystery_TO_1674s


 

井上陽介

kunitachi_3158ss

この度は一身上の都合により鼓童を離れることになりました。

2012年からの3年間、ワン・アース・ツアー「伝説」の舞台から始まり「アマテラス」「神秘」、最後となるこの12月は交流公演に参加させていただきました。沢山の方々と出会え、自分にとって貴重な経験がたくさん出来たこと、とても感謝しています。

今後は理学療法士の資格を取り、身体の勉強やマッサージを学び、鼓童での経験を活かして、新しい道に進みたいと思います。

短い間でしたが、応援して下さった皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。


交流学校公演を通して実感すること/内田依利


学校公演で各地を回って実感するのは、挨拶の大切さです。先日行ったある小学校では、子ども達が一人一人立ち止まって丁寧に挨拶をしてくれました。

Photo: Takashi Okamoto

コミュニケーションは何をするにおいても欠かせないことですが、挨拶はその始まりでもあり、そこに全てが詰まっています。

学校に行くと先生が子ども達に言っています。「話を聴く時はその人の方を向いて、目をみてしっかり聞きましょう。」当たり前に教えられたことをいかに忘れているか。

Photo: Takashi Okamoto

実際に挨拶が元気にできる子は集中力もあり、オン・オフのメリハリがあるように感じます。

それは自分たちにも言えること。

昔は、「礼儀などの日本の堅苦しいルールはなんて面倒なんだ」と思っていた時期もありましたが、礼儀とは「気持ちをきちんと伝える為に一番無駄のない手段」と聞いてからは自然とそれが気持ち良くなり、手紙などもよく書くようになりました。

Photo: Takashi Okamoto

子ども達は最初、意味などわからなくても、まず形をなぞることで、そのうち意味が分かってくる。大人はその意味をちゃんと理解して、一人一人に合ったやり方で手助けができれば良いのかなと。言葉で説明するだけで終わるのでなく、やはり自分で声に出して、身体で体感していくことで初めて腑に落ちるのかな、などと考えていました。

Photo: Takashi Okamoto

子ども達は日々ものすごいスピードで成長していますが、それに負けないように大人気なく対抗していきたいです。

eri_s 撮影:岡本隆史

「鼓童ワン・アース・ツアー2014〜永遠」千秋楽/船橋裕一郎


鼓童ワン・アース・ツアー2014〜永遠

Photo: Takashi Okamoto

25日、「鼓童ワン・アース・ツアー2014〜永遠」は、新潟県民会館にて千秋楽を迎えることができました。本日、ツアーメンバー全員が無事に佐渡の鼓童村に戻ってまいりました。

今回も全国各地で、たくさんのお客様にご来場頂きまして、まことにありがとうございました。坂東玉三郎芸術監督のもと『永遠』という深淵なるテーマでのぞんだ舞台は、全曲新曲であったり、音の細部の出し方にまでこだわるなど、鼓童にとっても演奏者それぞれにとっても挑戦することが沢山ありました。

Photo: Takashi Okamoto

初演ツアーではありましたが、各地での皆様の暖かい拍手、叱咤激励によりまして、この舞台は日々進化していくことができました。改めて感謝申しあげます。

Photo: Takashi Okamoto

年内は大晦日、坂本雅幸によるテレビ出演にて打ち納めでございます。そちらもどうぞお見逃しなく!

▶坂本雅幸・番組出演決定!/テレビ東京「年忘れにっぽんの歌」

来年はさらに多彩なラインナップにて、鼓童の活動が予定されておりますので、世界各地、日本全国の各会場にて皆様のお越しをお待ちしております。もちろん『永遠』ツアーも6月より引き続き、さらに進化した音をお届けいたしますので、ご期待くださいませ。

Photo: Takashi Okamoto

撮影:岡本隆史

yuichiro_s


坂本雅幸・番組出演決定!/テレビ東京「年忘れにっぽんの歌」


坂本雅幸・番組出演決定!

Photo: Takashi Okamoto

坂本雅幸が「年忘れにっぽんの歌」に出演・演奏します。どうぞお見逃しなく!

12月31日(水)17:00〜21:30
テレビ東京「第47回 年忘れにっぽんの歌」

http://www.tv-tokyo.co.jp/toshiwasure14/index.html

masayuki_s


国立市で「交流公演」千秋楽!/内田依利


12月20日 国立市「鼓童交流公演」

Photo: Takashi Okamoto

交流公演班、くにたち市民芸術小ホールで満席のお客様に迎えられ、無事に千秋楽を終えることができました。

Photo: Takashi OkamotoPhoto: Takashi Okamoto

今回7人中3人が、交流公演が初めてのメンバー。11月の稽古期間は少し固かった表情も、学校公演で子ども達の前で演奏し続けるうち、いつの間にか随分柔らかく自然になっていました。

学校公演では子ども達は大変正直です。面白ければ一時も目を離しませんが、少しでも間を逃すとおしゃべりが始まったり、大きな音を出しすぎると耳を塞いでしまったりします。そんな中一ヶ月やってきたメンバーは今、目の前のお客様の反応を肌で感じながら音を出しています。

面白いのは大太鼓でした。力のありあまる中込健太は基本的に音が大変大きいのですが、子どもを前にするとその大きい音の中に優しさがにじみ出てくるようになっていました。

Photo: Takashi Okamoto

千秋楽はその集大成のような音で、一発目をどーんと響かせた瞬間、身体の中に温かいものが染み渡ったような不思議な感覚になりました。

Photo: Takashi OkamotoPhoto: Takashi OkamotoPhoto: Takashi Okamoto

七人それぞれが学校公演を通して、子どもたちと向き合うことで、太鼓や自分たちと今一度向き合えたような。そんなことを感じられた千秋楽でした。

Photo: Takashi Okamoto

撮影:岡本隆史eri_s

東京5日連続公演/小見麻梨子


鼓童ワン・アース・ツアー〜永遠

Photo: Takashi Okamoto

文京シビックホールにて5日間連続公演を行い、連日たくさんのお客様にご来場頂きました。

Photo: Takashi Okamoto

永遠では細かな動作・静かなシーンでの繊細な音などの正確さが演出の要になっています。前日の公演の反省を皆で振り返る時間にはそういった動きを確認したり、曲中のテンポ感を共有したりして舞台を練り上げていきます。

また連続公演は本番に臨むまでの時間が普段の乗り打ち公演(※)よりは余裕があるので、若いメンバーは公演の直前までのアップの仕方・気持ちの作り方を先輩達の姿を見て感じ取ったり、「耳を休める時間を取った方がいい」などの具体的なアドバイスを貰ったりしています。

Photo: Takashi Okamoto

同じ会場でもお客様の反応が全く違い、演奏者もその反応を楽しみつつ程よい緊張感を持って5日間を終える事が出来ました。

明日は年内千秋楽の新潟公演、私の地元でもあります。
しっかりと今年を締められるように気合を入れて頑張ります!

※乗り打ち…当日に劇場に入り(乗る)、公演をする(打つ)舞台用語です

mariko_s

鼓童ワン・アース・ツアー2014〜永遠

news20141120oet170

12月 25日 (木) 【新潟】新潟県民会館


読売新聞新潟版に載りました/小島千絵子


読売新聞で紹介されました!

12月21日(日)の読売新聞・新潟版に記事が載りました。「この人と」というコーナーです。

Photo: Maiko Miyagawa

記者さんは清姫写真集の相川金山の撮影に同行してくださり、何より佐渡や鼓童を文化遺産として思ってくださっているのが伝わってきて、いろいろと話が尽きませんでした。

素敵なタイトルがついて、紙上に載りました。ウェブサイトからも読めるそうです。どうぞ、ご覧下さい。

読売オンライン|舞と太鼓で幸せ運ぶ

chieko_s


バックステージツアー!/井関直美


Photo: Satoshi Nakano

22日の「永遠」文京公演終了後に、いつもチケットを取り扱ってくださる団体のお客様限定でバックステージツアーを行いました。

Photo: Satoshi NakanoPhoto: Satoshi Nakano

今までなかなか実現できなかったバックステージツアー。準メンバーにも協力してもらいながら、いつもは見れない舞台の裏側を見て頂きました。

Photo: Satoshi Nakano

また、スペシャルゲストとして小田洋介が登場!いろんな桴を使っての平胴の演奏を短い時間ではありますがお客様にもお楽しみいただきました。

Photo: Satoshi Nakano

本日ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。今後もこのような企画を実現していけたらいいなと思っておりますので、その際には是非皆様、ご参加くださいね。


アーカイブ

カテゴリー

Top