鼓童メンバー投稿
「清姫」極寒の佐渡に立つ/小島千絵子
小島千絵子です。
四季折々の佐渡の風景に道成寺物語の「清姫」を映して、写真集にしたいと思っています。フォトはお馴染みの「アース・セレブレーション」や「ゆきあひ」などで、ずっと写真を撮ってくださっている宮川舞子さん。人見知りの私には、ホンワカゆるキャラのフォトグラファーの舞子さんだから、作業は緊張しないでいいんです。でも、写し出された写真は、クールなものばかり。
先ずは冬編。
撮影の前日までの春模様の天気だったのに一転!願ってもない(?!)極寒の佐渡になりました! そんな決死の撮影から生まれた写真を、いくつかご披露致します。
夏の佐渡しかご存じないあなた、是非、真冬の佐渡にもいらしてください。
清水寺 階段にて ▶続きを読む
打男道場/中込健太
今週は、基本稽古週間です。
※2014年7月「打男 DADAN」
再演を重ねてさらにパワーアップ。ひたすらに叩き続ける全力疾走のステージが情熱の国スペインに上陸します。フランスでの公演も予定しております。詳細は随時、鼓童サイトでお知らせいたします。
シャトレ座での公演/井上陽介
「鼓童ワン・アース・ツアー〜伝説」シャトレ座での公演
フランス・パリのシャトレ座で約一週間、全5回の公演を行いました。シャトレ座では公演日前に、公開ドレリハというものがあります。演目を取材者、スタッフの方、そのご家族と、和太鼓を知らない方々に見て評価していただく公演です。
この公演が大好評!
おかげで情報誌や口コミで広まり、全5回の本公演ほとんどが満席。沢山の拍手をいただき充実した公演となりました。
シャトレ座のスタッフの方は皆さん、とても気さくで鼓童に興味のある方が多く、公演を心より喜んでくださいました。
太鼓合宿の様子/藤本吉利
藤本吉利太鼓合宿 in うと
『藤本吉利太鼓合宿 in うと』の様子、企画制作主催をお世話になった高田大介さんによる写真でお届けします。
初日は午後の撥作りから始まりました。鉋を使うのは初めての方もいましたが、みんなひたすら懸命に自分の撥を見事に作り上げました。夕食後の語り合いでは、今回の合宿でやる大太鼓の譜面を前にみんなで口唱歌で太鼓のリズムを歌い、本番さながらにヒートアップしました。 ▶続きを読む
お心遣いに感激/藤本容子
2月11日滋賀県野洲の Spoon go-en さんでのコンサート
その前日に,近くにある同系列のお店、Spoonガーデン・レストランでイタリアンをごちそうになりました。近くの畑からの、取り立ての手作り野菜をたっぷりと使った、目と舌と身体が大喜びの食事を頂いた後に、ミニサイズをお願いして、出て来たデザートにビックリ。
なんと吉利・容子の名前を入れてくれてのサービスです。
うれしかった!美味しかった!
名前のところは可愛すぎて、食べられませんでした。
あたたかな心遣いに感激。
そうして、本番へのエネルギーは、完璧に充電されたのでした。
打男への道/中込健太
今日は雪の降る寒い中、佐渡・鼓童村で打男の通し稽古を行いました。
新人とともに、一生懸命打ち込んでいます!
※2014年7月「打男 DADAN」
再演を重ねてさらにパワーアップ。ひたすらに叩き続ける全力疾走のステージが情熱の国スペインに上陸します。フランスではリヨン・フェスティバルに出演予定です。詳細は随時、鼓童サイトでお知らせいたします。
大太鼓裏打ち/地代純
「鼓童ワン・アース・ツアー〜伝説」大太鼓裏打ち
第二幕、三者連続大太鼓の最後を締めくくる小田洋介(以下、洋介さん)の大太鼓。
野性的で、開放的で、すべて本能のまま打ち込んでいるような。そんな大太鼓。今回、僕はその“裏打ち※”です。
大太鼓を挟んだあの場所の空気感と緊張感はすごいものがあります。最初は、頑張れば頑張るほどについていけなくなったり、衝突してしまったり、先走ってしまったりと、僕のエネルギーが洋介さんのエネルギーに上手いこと寄り添うことができないまま、それが悔しくてずっと悩んでいました。
ミラノ最終日、洋介さんと本番前の稽古で、「力抜いて、冷静になれ。」と言われ、ある種割り切ってものすごく冷静にやってみました。
そしたら、「そう、その感じや!冷静になったらいろんなもんが見えたやろ?俺と真逆の方向のエネルギーで向かうんや。ほんなら2人のエネルギーが丁度いいところで巡り会うからな。」と。
自分の感覚に確かな新たなものが芽生えた気がしました。こういうことか!と。2人がぴったり合うとこんなに気持ちが良いものなのだと。
大太鼓の裏打ちは勉強になります!
今日も大太鼓の裏側で頑張っております!
※大太鼓の裏で表打ちの人と一心同体となり、ベースを刻む人
太鼓合宿 in うと/藤本吉利
2月6日~8日 藤本吉利太鼓合宿 in うと
2013年に続いて2回目となる熊本県宇土市での太鼓合宿は、熊本県外(東京、埼玉、神奈川、京都、岡山、広島)からも参加してくださり、総勢11名の方との合宿となりました。
先ずは撥作りからスタート。出来上がったばかりの手作り撥を手に記念撮影。
これは2013年の写真(珍しい木星(きぼし)の付いた宇土の雨乞い大太鼓、宇土にはこの様な大太鼓が26其残っています。)会場となった宇土市民会館大ホールの舞台に6基の大太鼓が並ぶと迫力満点でした。この6基の大太鼓を使わせてもらっての太鼓合宿。なんと贅沢なことでしょう。
「花のうてなの佐渡情話」/藤本容子
藤本容子コンサート
寺子屋たすく文庫10周年記念「花のうてなの佐渡情話」
鼓童の大ファンで、個人的にも長年の応援をいただいている、寺子屋たすく文庫の山本ご夫妻。今回はその10周年の記念公演としてお招きいただきました。
懐かしくって、楽しくて、可笑しくって、切なくて、どこか不思議なそんな唄の世界をお届けいたします。
ぜひ、遊びに来てください!
冬から春へのまなざしが生まれる頃となりました。寺子屋さんでのコンサートを皮切りに、みなさんとお目にかかれるチャンスを実現すべく、只今スケジュール調整中です。
佐渡でも、またどこかで、ヤッホーっとテンション高く、ときにしみじみと歌声を響かせる機会を画策中ですので、どうぞお楽しみに。
2014年4月26日(土)15:00開演
新潟県佐渡市 寺子屋たすく文庫
千絵子流女打ち講座<冬>/小島千絵子
2014年1月26日(日)
〜春夏秋冬〜千絵子流女打ち講座<冬>
春夏秋冬、佐渡から運んだ四季折々の種が、皆の太鼓に花咲きました。
浅野太鼓さんの東京スタジオ響和館でのワークショップは、基本コースに加えレベルアップコースを設け、じっくり時間を掛けて「着物で優雅に太鼓を打てるようになる」の目標で「花八丈」をテキストに進めて参りました。
1月はその最終日。着物姿の女性達が健気に太鼓に向かう姿は、本当に美しく清らかに熱く、私は色とりどりの花束を愛でる嬉しさで満開でした。
西野貴人さんにワークショップの補佐に入って頂きました。
皆さんが掛けている白い襷は、卒業証書代わりに手作りして差し上げました。
もっともっと深めて行きたいと皆様がおっしゃって下さり、私も、大賛成! たくさん花を咲かせましょう!