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「小島千絵子・宮﨑正美の合宿和太鼓ワークショップ in 福知山」無事終了/宮﨑正美


小島千絵子・宮﨑正美の合宿和太鼓ワークショップ in 福知山

5月22日(金)~24日(日)福知山にて行われておりました「小島千絵子・宮﨑正美の合宿和太鼓ワークショップ in 福知山」が無事終了しました。参加者総勢18名、賑やかな2泊3日の合宿WS。参加者は、舞鶴、姫路、広島、岐阜、愛知、横浜、東京など…全国各地から(オーストラリア在住の方も!)いらっしゃいました。

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初日、オリエンテーションが済んだら、早速「花八丈」を題材に太鼓演奏の指導を受ける皆さん。堅く緊張した面持ちの初日でした。(でしたが…夜は大宴会に。)

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2日目は朝から元気に地元の山の中を散策するチームと朝ご飯作りチームに分かれ、その後は一日中太鼓三昧。

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踊りも手踊りの一部を覚え、成果発表&ミニコンサートに備えます。
夜は鹿肉、猪肉のBBQに舌鼓。更にキャンプファイヤーを囲み、太鼓やチャッパ、笛の音に合わせ、踊り狂う参加者の皆さん。
あとで聞いたところによると10㎞離れた雲原の方までもその音は聞こえていたとか。

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そして最終日、お世話になった方々へ感謝の気持ちを込め、また、ここ数年、事故や自然災害が続いた福知山の皆さんに太鼓の響きで元気を届けるべく、WS成果発表&ミニコンサート。小さなお客様から高齢の方まで、皆さん終始笑顔で楽しんでおられました。おしまいは、福知山踊り(輪踊り)で会場が一つに。鬼伝説が残る大江山、明智光秀により築城された福知山城に見守られた、自然も歴史もある街。福知山に来ることを「来福」と、地元の方は言うそうです。また、きっと来福します。

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今回は、福知山で活動されている和太鼓ユニット「ひとつ」の皆さん(4名)が、このWS開催実行委員となり、ご主催くださいました。心温まる歓迎、お心遣いに本当に感謝いたします。ありがとうございました。

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今回のワークショップを終えて、主催者である和太鼓ユニット「ひとつ」代表の霜澤真さん、そして小島千絵子、宮﨑正美がFM丹波にラジオ出演いたしました。1回目の放送は5月25日に放送されましたが、再放送がございます。もしご都合のよい方は、是非お聴きください。

FMラジオ 79.0MHz
5月30日(土)31日(日)朝9:30より。インターネット同時放送
スマホで「FMたんば」のアプリをダウンロードしてもお聴きいただけます。
http://fukuchiyama.fm-tanba.jp


祭りのあと/井関直美


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「三社祭」が終わって一夜明けた本日。
浅草の街は、いろんなところで飾られた提灯を片付ける光景に遭遇しました。

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皆さま、お疲れ様です。
こういう皆さんの支えがあって、三社祭が行われているんだなということを再認識しました。

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5月は三社祭、6月は浅草「打男」!
http://www.kodo.or.jp/news/20150610dadan_ja.html


鼓童文化財団企画-合宿講座-鼓童塾〜深浦学舎篇〜 【「篠笛講座」速報!】/山中津久美


5月29日(金)~5月31日(日)
山口幹文「篠笛講座」開催します

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来る5月29日(金)~5月31日(日)に開催予定の、「篠笛講座」は催行が決定いたしました。定員には達しておりませんので、ご応募はまだまだ受付中です!篠笛演奏の極意を会得するチャンス、この機会を逃すことなく、どうぞ講座にご参加ください。この講座は、篠笛の音が出せる方に限らせていただいております。さらなる高みを目指して、新しい自分に出会ってみませんか。

kodo_motofumi山口幹文からのメッセージ
「楽器を習得するということは、とてつもなく高い山を登ることと似ています。一歩一歩汗をかきながら頑張っても、中々頂上には辿り着けません。しかし一歩登るごとに、それまでとは違った景色が目の前に広がることでしょう。」

皆様のご参加をお待ちしております。
鼓童文化財団企画-合宿講座-「鼓童塾~深浦学舎篇」
http://www.kodo.or.jp/news/20150529kodojuku_ja.html


浅草「三社祭」最終日/井関直美


浅草「三社祭」最終日

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本社神輿渡御の行われた3日目。ピリッとした空気、高揚感、本当に盛り上がりました。

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三社祭は、全国的に有名なお祭りですが、地元の人たちにとっては特別であるとともに小さい頃からの親しみのあるお祭りです。地元を離れている人が久しぶりに戻ってきて挨拶していたり、お子さんの成長をみんなで喜んだり。そんな光景を見るとあったかい気持ちになります。

無事に三社祭も終わり、気がつけば打男公演まで一ヶ月を切りました。チケット残り僅かな日もありますので、皆さまお早めにご予定の調整をしてくださいね。

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「打男」詳細:http://www.kodo.or.jp/news/20150610dadan_ja.html


浅草「三社祭」が始まりました/井関直美


浅草「三社祭」

Photo: Naomi Iseki
15日は、大行列がありました。びんざさら舞や白鷺の舞も見ることができました。

Photo: Naomi Iseki
夕方には宵宮渡御がありました。2014年も拝見したのですが、夜の神輿は明かりが灯されて本当にかっこいいです。

本日16日は氏子44ケ町の町内神輿が約100基でます。浅草を歩いていると必ず神輿に遭遇できる、楽しい1日になることでしょう!

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5月は三社祭、6月は浅草「打男」!
http://www.kodo.or.jp/news/20150610dadan_ja.html


浅草「三社祭」が始まります!/井関直美


浅草「三社祭」

本日から三社祭が始まります。今年は例年以上の観光客の方が見込まれているのだそうです。街も提灯が飾られたり、神輿や山車の準備をしていたりと、見ているだけでワクワクしてきます。

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浅草神社を取り囲むように提灯が飾られていますが、こちらにもひとつ、鼓童の提灯が飾られています。浅草の皆さんの提灯と並んで飾らせていただくことは、本当にありがたく嬉しいことです。

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昼間の景色も好きですが、提灯にあかりが灯ると気分が高揚しますね。

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5月は三社祭、6月は浅草「打男」!
http://www.kodo.or.jp/news/20150610dadan_ja.html


【残り2日!】鼓童の「思い」を、全国の図書館を通じて届けたい/上之山博文


皆様からのご支援、心より感謝申し上げます

皆様からのおかげをもちまして、鼓童結成30周年を記念して発行した書籍「いのちもやして、たたけよ。」を全国の図書館に寄贈するプロジェクトが目標額の50万円を達成いたしました。心より感謝申し上げます。目標額を超えた分は、更に寄贈する図書館を増やします。

プロジェクト終了まであと2日となりました ! READYFOR(レディフォー)というクラウドファンデイング・サイトでのプロジェクト支援は、5月15日(金)23時をもって終了となります。
https://readyfor.jp/projects/inochi_moyashite_tatakeyo

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■「いのちもやして、たたけよ。」80ページ(第一章 原点)より抜粋

1983年の「鼓童“むら”構想」では、「ワン・アース・ツアー」とともに、世界からアーティストを招く「ワン・アース・フェスティバル」(のちの「アース・セレブレーション」)の構想が掲げられた。

(中略:1984年8月、日本最初の世界演劇祭「利賀フェスティバル」への参加、1985年8月佐渡の若者との「SADO MUSIC FESTIVAL〜なぜか突然日本海」の開催、1985年秋、世界最大の芸術祭の一つであるイギリスの「エジンバラ・フェスティバル」への参加を経て)フェスティバルのイメージが一気に具体化していった。

1984年8月 利賀フェスティバル

1984年8月 利賀フェスティバル

世界から佐渡へアーティストを招くフェスティバルを「アース・セレブレーション(地球の祝祭)」と名付けることが決まり、招待するアーティスト候補のリストアップが始まった。河内(鼓童初代代表)は、アメリカ留学の経験がある菅野をアシスタントに、当時まだ物珍しかったパソコンを買って資料や文書を作り、大きな世界地図を広げては海外のアーティストに手分けして手紙を書き、連絡を取り始めた。

■「いのちもやして、たたけよ。」155〜158ページ(第四章 磁場)より抜粋
菅野が事務局長(※現在、専務理事)を務める財団法人鼓童文化財団は、鼓童が公演活動だけでなく、佐渡に様々な形で関わっていくことを目的として1997年に発足した。鼓童になってから地元との接点が少しずつ増えてきた。その流れをより強固にしたいという鼓童の決意の表れだった。(中略)

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「文化情報というのは都会からメディアを通じて発信されるものだけではない。都会から発信できない文化情報を地方から作っていこう」という河内敏夫の発想をもとに、鼓童を支えてくれる佐渡への恩返しの意味を込め、地元の人々と共に地域の活性化を目指す取組にしたいと願った。

「(前略)地域の多様性や自然と共生する知恵は日本という国のアイデンティティーであり、豊さだと思います。その価値を現代の中に蘇らせるのが鬼太鼓座時代に提唱された『日本海大学構想』でしたが、その重要性は今でも変わりません。地域の力を見つめ直すというテーマは、鼓童の原点の一つだと考えています。そして、そのことは日本にとってのテーマでもあります」

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太鼓を「旗印」として、人と人をつなぎ、地域を元気づける。現在の鼓童を形作ってくれた佐渡に、旅ん者の立場から何かを返せないか。鼓童は今も試行錯誤を続けながら、一歩ずつ取り組んでいる。

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※ 「いのちもやして、たたけよ」から抜粋してお届けした投稿も、今回で終了いたします。

今までお読みいただき、また応援いただき、誠にありがとうございました。今後ともご支援、ご声援のほどお願い申し上げます。

■「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト達成状況(5月13日現在)
665,000円(目標金額 500,000達成!)プロジェクト終了まで、あと2日。目標額を超えた分は、更に寄贈する図書館を増やします。引き続き皆様のご支援、お願い致します !

この『いのちもやして、たたけよ。』を全国の図書館に寄贈する活動を、ご支援いただけないでしょうか。全国各地の50の図書館に寄贈したいと目標を立てました。送料や宣伝費、書籍原価を含めた費用として50万円が必要です。

鬼太鼓座や鼓童が、日本や世界、そして地域という私たちの住む社会を、よりよいものへ変えていきたいという思いから生まれ、歩んできたことを伝えるメッセージでもあります。太鼓に関わらない方でも、より良い社会を願う多くの人に届けたい1冊です。

鼓童の演奏が皆様の心に響き、記憶に残ってくれることを祈りますが、舞台表現はその場に留めておくことができません。「書籍」という形で鼓童が皆様の地域にとどまり、公演をご覧になった方も、そうでない方にも多様な鼓童の魅力をお伝えできればと思います。

全国の図書館に本書を寄贈することで、公演会場でお会いする以上に大勢の方と出会い、より多くの皆様と共感できることを強く願っています。

「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト
http://www.kodo.or.jp/news/20150316readyfor_ja.html


小島千絵子と宮﨑正美の「合宿和太鼓ワークショップ in 福知山」参加者追加募集!/宮﨑正美


小島千絵子と宮﨑正美の
「合宿和太鼓ワークショップ in 福知山」
参加者追加募集!

京都府の北部、豊かな自然に囲まれた歴史の街、福知山。地元を元気づけようと、太鼓の仲間達が企画しました。千絵子と正美で「花八丈」を題材に、さらに楽しい企画満載の合宿ワークショップです。

締め切りは5月10日まででしたが、まだ少々枠がございます。皆様今からでも間に合います。どうぞ新緑萌える自然豊かな福知山にお越しください。

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ワークショップ詳細
http://www.kodo.or.jp/news/20150522chieko&masamiws_ja.html


【プロジェクト達成 ! 】皆様からのご支援、心より感謝申し上げます/上之山博文


【プロジェクト達成 ! 】
皆様からのご支援、心より感謝申し上げます

プロジェクト終了まであと4日 ! 目標額を超えた分は、更に寄贈する図書館を増やします。READYFOR(レディフォー)というクラウドファンデイング・サイトを通じたご支援を、5月14日まで募集中です。

https://readyfor.jp/projects/inochi_moyashite_tatakeyo

株式会社北前船 代表取締役社長 青木孝夫 Photo: Hirofumi Uenoyama

株式会社北前船 代表取締役社長 青木孝夫

■「いのちもやして、たたけよ。」84〜85ページ(第一章 原点)より抜粋

穏やかに明けた1987年の正月、鼓童の電話が鳴った。留守番をしていたメンバーが受話器を取ると、「河内敏夫さんらしき人が、フィリピンの海で亡くなった」という知らせだった。(中略)

「とにかく自分が何とかしなければと思いました。取引銀行の支店長の自宅の電話番号を探し出し、正月にもかかわらず面会を申し込んで必死に事情を説明しました。それまでのアメリカ公演の成果を説明し、支店長の決断で融資が決まるまで必死でした」青木は、ツアー班をなんとか送り出した。

1983年佐渡・大小稽古場にて

■「いのちもやして、たたけよ。」87ページ(第一章 原点)より抜粋

運営面で河内の後を引き継ぐことになった青木は、判断に迷うと、「ハンチョウ(※河内敏夫の愛称)だったらどうするか」と考えながら進めた。(鼓童村の)建設予定地の変更により計画は大きな変更を余儀なくされたが、手に入れた土地に本部棟や住居棟、稽古場などを建てるかどうか決断しなければならなかった。

「(中略)でも、佐渡から世界に向けて発信するための拠点が必要でした。旅と定着のバランスをとりながら集団を続けていくためにも、とにかく一つずつでいいから建てることに決めました」

1988年7月、鼓童村開村コンサート。1992年には舞台部分に稽古場が建設された

1988年7月、鼓童村開村コンサート。1992年には舞台部分に稽古場が建設された

■「いのちもやして、たたけよ。」160ページ(第四章 磁場)より抜粋

青木は、初代代表の河内敏夫亡き後、代表として舵を取る鼓童の在り方と未来を見据えてきた。

どんなに時代が変わっても根源的な感動や共感を生むものは過去も未来も変わらないと信じている。その本質において変わらない鼓童であり続けるために、これからも高い意識で挑戦を続けて、成長していく集団にしなければならないと自身を戒める。多様に広がったそれぞれの意志、夢や目標を、鼓童の実現したい未来の姿に結びつけながら、これからの時代に歩み出そうとしている。

2015年新年、集合写真

2015年新年、集合写真

Photo: Takashi Okamoto

100年先、200年先にも鼓童であり続けたい。その真ん中にはいつも、人間が太鼓にまっすぐに立ち向かう姿がある。その眩しさの中に映し出される「鼓童」という精神を皆が抱いている。

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■「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト達成状況(5月10日現在)

546,000円(目標金額 500,000円)[達成率 109%]
プロジェクト終了まで、あと4日。引き続き皆様のご支援、お願い致します !

この『いのちもやして、たたけよ。』を全国の図書館に寄贈する活動を、ご支援いただけないでしょうか。全国各地の50の図書館に寄贈したいと目標を立てました。送料や宣伝費、書籍原価を含めた費用として50万円が必要です。

鬼太鼓座や鼓童が、日本や世界、そして地域という私たちの住む社会を、よりよいものへ変えていきたいという思いから生まれ、歩んできたことを伝えるメッセージでもあります。太鼓に関わらない方でも、より良い社会を願う多くの人に届けたい1冊です。

鼓童の演奏が皆様の心に響き、記憶に残ってくれることを祈りますが、舞台表現はその場に留めておくことができません。「書籍」という形で鼓童が皆様の地域にとどまり、公演をご覧になった方も、そうでない方にも多様な鼓童の魅力をお伝えできればと思います。

全国の図書館に本書を寄贈することで、公演会場でお会いする以上に大勢の方と出会い、より多くの皆様と共感できることを強く願っています。

「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト
http://www.kodo.or.jp/news/20150316readyfor_ja.html


【残り6日!】鼓童の「思い」を、全国の図書館を通じて届けたい/上之山博文


【残り6日 !】
鼓童の「思い」を、全国の図書館を通じて届けたい

鼓童結成30周年を記念して発行した書籍「いのちもやして、たたけよ。」を全国の図書館に寄贈するプロジェクトにご支援お願い致します ! READYFOR(レディフォー)というクラウドファンデイング・サイトを通じたご支援を、5月14日まで募集中です。
https://readyfor.jp/projects/inochi_moyashite_tatakeyo

鼓童文化財団理事長 島崎信

■「いのちもやして、たたけよ。」44〜45ページ(第一章 原点)より抜粋

(前略)しかし、佐渡島民による「おんでこ座」の活動は、なかなか若者が集まらず思うように進まなかった。そこで田(※鬼太鼓座創設者)は、「おんでこ座夏期学校」というイベントの開催を企画し、島外から若者を集めることに方向を転換する。(中略)。

1970年8月 夏期学校

 初夏、田はインテリアデザイナーで武蔵野美術大学助教授の島崎信(当時38歳/現・鼓童文化財団理事長)を訪ねた。そして、「日本海大学」と「職人村」設立の趣意書を携え、自身の壮大な構想について熱く語った。島崎は、かつてデンマークで暮らし、北欧各国のクラフト運動や民俗村、職人村の調査研究をしていたことから、特に「職人村構想」に強い興味と関心を抱いた。「土地に根ざして自然や土の恵みを体で受け止めながら、もう一方でクリエイティブな仕事をすることが、戦後の日本にはかけていました。それをしなきゃダメだという想いが、自分の中にもありました」

1970年

■「いのちもやして、たたけよ。」60ページ(第一章 原点)より抜粋

その頃(※鬼太鼓座創設者の田が映画づくりに没頭していた頃)、島崎信は、鬼太鼓座の活動を続けていく上で、田の考えを正したことがある。「活動を継続するためには、絶対に拠点が必要だと僕は感じていたので、拠点=村を作るべきだと話した。一番最初に話していた職人村のように、定住することを考えるべきだ、と。(後略)」

鼓童文化財団理事長 島崎信

■「いのちもやして、たたけよ。」61ページ(第一章 原点)より抜粋

座員たちが田との訣別を最終的に覚悟した時、島崎が両者の仲介に入った。島崎は、佐渡に残ることに決めた座員達が引き続き大小の宿舎に住めるようにするとともに、田の身の振り方を気にかけ、一緒に雲仙、京都方面をまわり長崎に落ち着くまで付き添った。

鬼太鼓座創設に関わった、本間雅彦氏、永六輔氏とともに(2002年)

鬼太鼓座創設に関わった、本間雅彦氏、永六輔氏とともに(2002年)

EC1988年城山にて

1988年アース・セレブレーション 城山公園にて

■「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト達成状況(5月8日現在)

  401,000円(目標金額 500,000円)[達成率 80%]
  プロジェクト終了まで、あと6日。皆様のご支援、お願い致します !

この『いのちもやして、たたけよ。』を全国の図書館に寄贈する活動を、ご支援いただけないでしょうか。全国各地の50の図書館に寄贈したいと目標を立てました。送料や宣伝費、書籍原価を含めた費用として50万円が必要です。

鬼太鼓座や鼓童が、日本や世界、そして地域という私たちの住む社会を、よりよいものへ変えていきたいという思いから生まれ、歩んできたことを伝えるメッセージでもあります。太鼓に関わらない方でも、より良い社会を願う多くの人に届けたい1冊です。

鼓童の演奏が皆様の心に響き、記憶に残ってくれることを祈りますが、舞台表現はその場に留めておくことができません。「書籍」という形で鼓童が皆様の地域にとどまり、公演をご覧になった方も、そうでない方にも多様な鼓童の魅力をお伝えできればと思います。

全国の図書館に本書を寄贈することで、公演会場でお会いする以上に大勢の方と出会い、より多くの皆様と共感できることを強く願っています。

「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト
http://www.kodo.or.jp/news/20150316readyfor_ja.html


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