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「鉱山祭」稽古/地代純
佐渡「鉱山祭」稽古
今日の佐渡は快晴です。そんなお日様の輝きに負けず、僕たちは明日に控える鉱山祭りの稽古の真っ只中!
佐渡の皆様に演奏を聴いていただける数少ない機会なので、手の豆なんて何のその!汗を降り飛ばして打ち込んでおります。
明日27日は是非、佐渡・相川までお越しください。
「アース・セレブレーション2014」稽古場レポート
4月11日~13日に鼓童村で行った城山コンサートの稽古の様子を、ライターの今井浩一さんに取材していただきました。
取材・文 今井浩一(ライター)
撮影 岡本隆史
アースセレブレーションに新たなる萌芽の予感
4月も半ばに差し掛かろうとする頃。東京はもう葉桜になり鮮やかな緑が目立ち始め、特急電車の車窓から眺めた信州では桜は満開の峠をそろそろ越しているところだった。揺れに揺れた船に乗り、小木港についたころには、晴れの予報に反して、佐渡は小雨が降り始めていた。予想外の肌寒さ。島の天気は変わりやすいのだという。迎えのクルマにのって数十分、鼓童村へ向かう道中はまだまだ冬の色をとどめてはいたけれど、来るべき春の息吹がまさにこれから弾けんとする“タメ”の季節に感じられた。
鼓童村でもそんな春の鼓動と重なるように、いや、ひと足早く力強い萌芽を予感させる熱い時が流れていた。8月22日(金)〜24(日)に開催される「アース・セレブレーション2014」の稽古が、2泊3日の短期集中で行われていた。「アース・セレブレーション」と言えば、音楽の祭典というイメージだが、今年は、BLUE TOKYO(ブルートウキョウ)、DAZZLE(ダズル)という、国内外で活動する注目度の高い二つのダンスカンパニーが参加。天から降り注ぐようでもあり、地から湧き上がってくるかのようでもある鼓童の太鼓のリズムとセッションを繰り広げる。どうにもこの時期にしか合同練習のスケジュールが組めないことから、度重なる事前ミーティングをへて三者の初顔合わせとなった。正午近く佐渡に着いたダンサーたちは稽古場へ直行。3時間ほど遅れてついた私の目には、すでに何度も練習を重ねているかのような印象で、息の合った濃厚な稽古が進められていた。
エンターテインメントに昇華した新体操
鼓童の楽曲にあわせたBLUE TOKYOの演技
BLUE TOKYOは青森山田高校、青森大学の男子新体操部を経た選抜メンバーによって結成されたグループ。青森大学のレベルの高さはかねてより有名だったが、デザイナーの三宅一生氏がその公演をプロデュースしたことにより、急速にメディアの注目を集めた。新体操のアクロバティックな技の数々が、ストリートダンスとの出会いによって、従来のダンスにはないダイナミックなエンターテイメントへと昇華していった。指導に当たる荒川栄氏は「高校、大学と新体操をやって多くの選手は一般企業に就職していきますが、実はもっと続けたいという想いを持っている人間もいるんですよね。しかし競技に打ち込んだ人間ほど違うジャンルに行くのに勇気がいる。それを導く場を作りたかった。新体操って第一回目の国体から行われたほど歴史があるのに、肩身が狭いんですよ(苦笑)。純粋に新体操を始めた彼らがもっと陽の目を浴びる方法がダンスへのチャレンジでした。そしてクリエイションだけに命をかけてきた男子新体操の世界にプロモーションの部分を担うことができる。それがBLUE TOKYOです」と熱く語る。
BLUE TOKYOにアドバイスをする鼓童の芸術監督・坂東玉三郎氏
全員20代というメンバーが軽やかに、猛々しく躍動する。太鼓の重厚さを切り裂くようにトンボを切ったり、コンビの動きを決めていく。優雅なロープの演技、目にも留まらぬバトンという新体操特有の技がパフォーマンスのリズムを変容させていく。 ▶続きを読む
スペイン&フランス「打男」稽古、大詰め/秋元淳
今週、いよいよ「打男」ツアーメンバーが佐渡を出発し、スペインに向かいます。佐渡では最後の稽古追い込みが続いています。
今回の「打男」は、演出内容とキャストも一新。11人の俊英が現地に乗り込みます。ツアーデビューとなる準メンバー5名も頑張っています。スペインとフランスでは、野外フェスティバルにも出演します。
http://www.kodo.or.jp/news/20140709dadan_ja.html
常に進化し続ける「打男」、引き続き、現地の様子もお伝えしていきます。
「ふじもとみ打」稽古/山中津久美
みな顔が丸いですね。鼓童の真野大小時代から、何年経ちましたでしょうか。
「ふじもとみ打」稽古後、たたこう館でのスリーショット。稽古中の声がバカでかい!?奇想天外が奇想展開になっていました。
※真野大小時代
佐渡市大小(旧佐渡郡真野町大小)の旧・大小小学校に鼓童の本拠地があった時代
ふじもとみ打
公演チケット絶賛発売中!みなさま来てくださいね。楽しい公演を堪能できること、間違いなし。
2014年6月20日(金)~22日(日)
藤本吉利「ふじもとみ打」コンサート出演(東京・江東区)
藤本吉利が打組の富田和明と、初めて2人だけの太鼓舞台に挑みます。2人が出会ったのは今から37年前。富田和明氏が当時の佐渡國鬼太鼓座に入座し、その時、太鼓の手ほどきをしたのが藤本吉利でした。この機会をぜひお見逃しなく!
2014年6月20日(金)、21日(土)、22日(日)
東京都江東区 ティアラこうとう小ホール
出演:藤本吉利(鼓童)、富田和明
開場:公演の30分前
開演:6月20日(金)19:00/21日(土)17:00/22日(日)15:00
チケットのお求め:ティアラこうとうチケットサービス Tel. 03-5624-3333
鼓童村・準メンバー稽古/松田菜瑠美
7月の「打男DADAN」スペイン・フランス公演に向けて、佐渡の鼓童村では準メンバーの直弥と俊一郎と健吾が稽古に励んでいました。彼らにとっては初めての海外ツアー、初めての大きな舞台です。
国内では2つの班がツアーを行っている今、多くの太鼓が出払っていて鼓童村の太鼓の数が少ない時期です。ということで、あるものでやるしかありません。通常は「平胴太鼓」を「伏せ打ち」する曲なのですが、今日は大太鼓を立ち台で3台。図らずも迫力のある楽器構成になっていました。
先輩に、自分に、「負けない!」気持ちが満ちていました。この留守番期間での成長が楽しみです。
打男稽古頑張ってます!/立石雷
7月の『打男DADAN』スペイン・フランス公演に向けて稽古が進んでおります! 前回に比べてキャストも変わり、新曲もございます。
男11名でお届けします、『打男DADAN』夏のヨーロッパでお待ちしております!
España y Francia, esperen la gran presentación que les traeremos.
Nous vous attendons avec joie et impatience pour nos spectacles en Espagne et en France!
ワン・アース・ツアー・発声稽古/松田菜瑠美
公演本番日、リハーサルが終わると、全体で発声をする時間があります。
唄は、芸術監督に坂東玉三郎さんが就任されてから、特に力を入れてご指導していただいています。声は、年齢や日々の体のコンディションが影響しやすいということから、全体でチェックしながら集中した稽古を設けるようになりました。
交流公演、来週からです!/石塚充
今週は交流公演に向けての追い込み期間でした。
昨年冬からのメンバーに新人の鶴見龍馬と稲田亮輔も加わって、よりパワーアップした仕上がりになってきています。ワン・アース・ツアーではまだ演奏していない新曲も沢山あります。皆さん、どこかの会場でお会いしましょう。
龍馬の地元、東海市では僕のワークショップもあります!
2014年5月16日(金)鼓童の交流公演(宮城・石巻市)
2014年5月25日(日)鼓童の交流公演&太鼓クリニック(愛知・東海市)
2014年6月15日(日)鼓童出演「CoCoLo Early Summer Festa」(新潟・新潟市)
今日は「交流学校公演」通し稽古/中込健太
今日は「交流学校公演」通し稽古です。
6月から新潟市内の小学校に沢山おじゃまします。私は太鼓体験コーナーの先生をします。一緒に太鼓を楽しく叩きましょう!
児童役の皆へバチの持ち方指導中
新人2人も参加し、元気にまいります。
児童の皆さん、楽しみに待っていてください!