Tag ‘鼓童ワン・アース・ツアー’
ドイツ・ベルリンフィルハーモニーでバースデー!/梅垣晶子
ドイツ・ベルリンフィルハーモニーでバースデー!
3月15日は、ヨーロッパでも名高いベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地、ベルリン・フィルハーモニーでの公演でした。
劇場は五角形、ホールはステージと客席が一体になるような球体をイメージしており、360度全ての座席に沢山のお客様が入り、普段は中々見ることの出来ない角度からのパフォーマンスをご覧いただきました。
そして、この日はメンバーの内田依利さんの誕生日ということで、本番前にお祝いをしました!
益々、素敵な女性プレーヤーになっていく依利さんに乞うご期待です!
梅垣晶子(「神秘」欧州ツアー制作)
2016年1月〜3月「鼓童ワン・アース・ツアー2016〜神秘」
(ヨーロッパ)
http://www.kodo.or.jp/news/20160130oet_ja.html
スイス・チューリッヒでの内田依利ワークショップ!/高城みお
スイス、チューリッヒの太鼓グループ、ツリ太鼓の主催で内田依利がワークショップを行いました。
最初は少し硬かった身体も時間と共に少しずつ解れていき、最後は2チームに分かれて口唱歌と共にそれぞれのニュアンスで太鼓を披露し合いました。
身体全体を使って太鼓を叩く、周りと間や呼吸を合わせる、など太鼓を叩く上で大切な基本をが伝わったのではないかと思います。
ワークショップに参加して下さいました皆様、ありがとうございました!
2016年1月〜3月「鼓童ワン・アース・ツアー2016〜神秘」
(ヨーロッパ)
http://www.kodo.or.jp/news/20160130oet_ja.html
ご挨拶/船橋裕一郎
2016年を迎え、私たち鼓童は35周年という節目の年を迎えました。
昨年は『神秘』『道』『永遠』『アマテラス』『打男』『混沌』『交流学校公演』『佐渡特別公演』また、様々なジャンルの方々との共演~アース・セレブレーション、『モノプリズム』『輝夜姫』、バリ島での公演などもあり、振り返れば多種多彩、あっという間の1年でした。
芸術監督4作目『混沌』では、ドラムセット三台をはじめ新たな表現に挑戦しました。様々なものを学び、新しいものに触れることで、己をさらに深く知ることの必然性、必要性を感じ、鼓童の舞台表現のさらなる発展が感じられる作品となりました。
玉三郎さんは、この稽古期間中に「『今』を全力でやってきたら、ここまであっという間でした。今もそうです」と仰いました。芸の世界で半世紀以上を過ごされた方の言葉に、鼓童が50年、100年先の未来に向け、この瞬間に全身全霊を注ぎ、太鼓の音をさらに響かせていこうと改めて思った次第です。
本年もまた、新作や再演も含め、多彩な公演を予定しております。佐渡宿根木公会堂での「佐渡宿根木公演」、サントリーホールでの三夜、浅草公会堂の『若い夏』、そして『螺旋』『アース・セレブレーション』も新たな試みを模索いたします。
理念と歴史を振り返りつつ、私たちの『今』この瞬間の音を是非体感して頂きたく、引き続きのご支援、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
太鼓芸能集団「鼓童」代表 船橋裕一郎
ミラノ公演3日間満員御礼!/高城みお
ミラノ公演3日間満員御礼!
2月5、6、7日の3日間に渡り、イタリア・ミラノの「Triennale Teatro dell’Arte」で公演を行い、お陰様で全日満員御礼となりました。
コンサートホールでの公演が多いヨーロッパツアーですが、ミラノ公演では、今回初の劇場公演ということもありメンバーの気合も十分! 熱を帯びた演奏で、幅広い世代のお客様に「神秘」という作品を楽しんでいただけたと思います。
また、地元の地元の太鼓グループから、手焼きのジンジャークッキーも頂戴致しました。
今ツアー、初の満員御礼ということで、ご主催のチェンジ・パフィーミング・アーツの皆さんや劇場スタッフの方々に大入り袋(中には、日本の切手入り)をお渡しさせていただきました。
またイタリアに戻って来られる日を今から楽しみにしています!
制作スタッフ:高城みお
2016年1月〜3月「鼓童ワン・アース・ツアー2016〜神秘」
(ヨーロッパ)
http://www.kodo.or.jp/news/20160130oet_ja.html
欧州「神秘」初日ブリュッセル公演!/高城みお
2016年の欧州「神秘」ツアーの初日をブリュッセルの「BOZAR」という会場で迎えました。
満席に近い多くのお客様にお越し頂き、スタンディングオベーションという素晴らしいプレゼントを頂きました。
残り2ヶ月、10カ国のツアーもこの調子で頑張りますので、皆様是非お越し下さい!
海外ツアー制作:高城みお
2016年1月〜3月「鼓童ワン・アース・ツアー2016〜神秘」
(ヨーロッパ)
http://www.kodo.or.jp/news/20160130oet_ja.html
神秘ヨーロッパツアーに向けて/三浦友恵
前回の北米ツアーは鼓童研修所を出たばかりで、右も左もわからず先輩方に沢山助けていただきました。前回以上に演奏に集中して、成長した姿で舞台に立ちたいです。
全10カ国、食・文化・人々…どんな国なんだろう。毎日、ワクワクしています。そして、このツアーを通して人としての成長も目標です。
ヨーロッパ・ロシアで待ってくださっている皆様に心を込めて、精一杯演奏したいと思います。
2016年1月〜3月「鼓童ワン・アース・ツアー2016〜神秘」
(ヨーロッパ)
http://www.kodo.or.jp/news/20160130oet_ja.html
欧州「神秘」チーム、出発します!/梅垣晶子
欧州「神秘」チーム、出発します!
成田空港にて、いつもお世話になっている山野さんにお見送りいただきました。
全員元気にこれからいってまいります!
海外ツアー制作:梅垣晶子
2016年1月〜3月「鼓童ワン・アース・ツアー2016〜神秘」
(ヨーロッパ)
http://www.kodo.or.jp/news/20160130oet_ja.html
「混沌 」文京公演へのご来場を有難うございました/蓑輪真弥
「混沌」文京公演
昨年末に開催した文京公演、ご来場いただいた皆様、有難うございました。
文京シビックホールでの公演は、佐渡で幕を開けてから約一ヶ月のツアー最後の会場でした。ツアー終盤になりタイヤの張りが弱くなってきたため張り替えを行いました。
新たな命を吹き返す、楽器としてのタイヤ達。耐久性も考えながら出したい音になるために日々試行錯誤…
『混沌』では和太鼓と様々な楽器を演奏するにあたり、どんな音を出したら馴染みが良いかなど、和太鼓も今までどおりの音を出すのではなく、響きをミュートしたりと繊細に音を合わせてきました。
混沌としているけど、なぜか心地の良いこの舞台。それは音にしても、呼吸を合わせるにしても、意図的にするものでもなく、どちらか一方に合わせるのでもない。異質なものが入ってきても、お互いを感じながら混じり合わせる。
お互いが心地良く聞こえるように、自然と、調和の方へと向かっていく自分達がいるからだと感じています。
5日間の連続公演、毎日たくさんのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。
「Japan’s Kodo drummers」英・ファイナンシャル・タイムズ紙記事
http://on.ft.com/1n8pnQ6
<一部抜粋>
“Chaos is aptly named, but this is chaos of the most scrupulously organised kind. It is an exhilarating performance that leaves both drummers and audience breathless and a reminder that there is simply no substitute for the visceral thrill of experiencing the powerful cumulative resonance of these drums played in person.”
“「混沌」とはうまくつけたものだ。しかしこの混沌はきわめて緻密に仕組まれている。胸のすくようなその舞台は演奏者と観客の双方を圧倒する。そして同時に、これほどの血湧き肉躍る感興を与えてくれるものは、この力強い太鼓の響きの重なりを直に体験すること以外、この世にはないのだと思い知らせてくれるのだ。”
「『打つ』ことの根幹に存在感を示す」アイディアニュース
http://ideanews.jp/archives/14340
<一部抜粋>
“そして二幕の終盤になると、もはや太鼓かドラムか、といった違いが気にならなくなっていた。初めに視覚から入り込んだ違和感が、いつしか聴覚から払拭されていた。太鼓を始め、竹筒を床に落として音を出すシンプルな楽器トンガトン、拍子木、スネアドラム、ティンパニ、ドラムセットまで、作品全体を通してあらゆる打楽器がリズムの線でつながり、音で風の流れが作られていく感覚を覚えた。”
“最後にストンと落ちてきたのは、鼓童としての存在感。それは、どんな楽器を演奏していても、「打つ」という行為の根幹において、「鼓童」としての存在感を示せることの強さだ。”
2016年6〜7月全国ツアー!詳細は2月上旬に公式サイトで公開します。
「混沌」千穐楽&田中要次さんご来場
「混沌」千穐楽
本日、千穐楽を迎えた「混沌」公演、沢山のお客様にご来場いただきました!
俳優の田中要次さんがご来場くださいました。写真は終演後にメンバーと。
田中要次氏 監督のショートムービーに鼓童メンバー音楽参加
http://www.kodo.or.jp/blog/news/20151107_8439.html
「神秘」ヨーロッパツアーにむけて/三浦康暉
「神秘」ヨーロッパツアーにむけて
来年1月〜3月、「神秘」のヨーロッパツアーを開催します。私にとって2回目となるヨーロッパ。同じ場所へまた旅へ行くというものは面白く、全く同じ場所なのに以前と異なって見えます。それは自身の受け取り方の変化なのでしょうか。
前回のヨーロッパツアーは正団員なりたて、さらに海外初体験だったので、右も左もわからぬままの旅でしたが、それでも全てが面白く、新鮮で輝いて見えました。今年は北米ツアーも経験し全国も沢山まわっての(先輩たちには到底敵いませんが…)ヨーロッパの国々が自分にどう写るかとても楽しみです。
一番楽しみなのは、やはりこの神秘という作品をヨーロッパのお客様がどういった反応をするのかということです。
「神秘」北米ツアーでは、自分たちの思わぬところで笑いがおきたり、ここだ!と思うところでは無反応であったり(笑)日本では考えられない反応がとても面白かったです。やはり価値観の違いがあり、興味深い。
この「神秘」ツアーは2年前の2013年12月に始まり、国内での春・秋ツアー、北米ツアー、そして今回のヨーロッパ・ツアー。もう100回以上は公演されていてプレイヤー自身も成長し、熟成されてきた舞台です。今回、ヨーロッパでも開催できることを本当幸せに思います。
また、この作品はわかりやすく視覚的にも楽しめ、ジョーク的要素も多い。鼓童の代表曲である「三宅」「屋台囃子」は普段とは違う構成で行い、また「獅子舞」や「蛇舞」など日本の伝統芸能を元にした演目が組み込まれてはいるが、土臭さは無くとても美しく感じるものになっていると思います。
「伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団」とあるがまさにこのことだと私は思っています。伝統芸能というのは各地にあり、その土地に根付き、住んでる人たちのもの。それを舞台に上げ、お客さまにみてもらうにはやはりある程度、舞台化・標準化しなければならないと思っています。でもその芸能の持っているパワー・良さというものをどうやって表現するか。今回の神秘はそれを体現していると私は思います。
既にヨーロッパツアーが楽しみな自分でありますが、いい音・いい舞台をお届けするため精進してまいります!
待ってろヨーロッパ!
2016年1月〜3月「鼓童ワン・アース・ツアー2016〜神秘」
(ヨーロッパ)
http://www.kodo.or.jp/news/20160130oet_ja.html