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「やまいもくん募金」ご協力のお願い/本間康子
「やまいもくん募金」ご協力のお願い
大変お待たせいたしました! 「やまいもくん募金」の詳細をご案内いたします。
お寄せいただいた募金額に応じて、A〜Eのお礼のセットをご用意いたしました。この他、ご来館時にワンコイン(500円)の募金をいただいた方には、ポストカードを差し上げております。
「やまいもくん」のイラストいり「ふせん」1冊(30枚綴り)と、手作り版画「ポストカード」2枚組のセット。
(B)5,000円(限定:50組)
やまいもくんからはずした「鋲」2個をケースに入れたもの。イラストいり「ふせん」2冊のセット。
(C)1万円(限定:40組)
やまいもくんの革から作った「革札」と「鋲」(2個)をケースに入れたもの。
イラストいり「ふせん」2冊、「ポストカード」2枚組、そしてやまいもくんを演奏中の見留知弘としんちゃんせんせい。の写真(サイン入り)のセット。
はずした革で札を作り、同じくはずした鋲とセットで張替の記念品といたしました。2006年にメンバーが石川県の浅野太鼓へ伺い、革に鋲を打ち込んで仕上げた時のものです。ぜひ皆様のお手元に置いていただければ幸いです。
(D)3万円(限定:5組)
1万円のセットに加えて、たたこう館での太鼓体験無料券(2名様分)。
*「太鼓体験」は、他の方との合同になる場合があります。
(E)10万円(限定:5組)
1万円のセットに加えて、たたこう館での貸切の太鼓体験。(約1時間のコースを1回・25名様まで)
*日時はご相談の上決定させていただきます。
◎ご希望の方は、郵便振替[口座番号00690-9-25829/加入者名:(公財)鼓童文化財団]または、鼓童サイト内の寄付申込フォームよりお申込みください。
http://www.kodo.or.jp/blog/form_zaidan-donation
いずれの場合も通信欄に「やまいもくん募金」とご希望のセット(A〜E)をご記入ください。
呼びかけを開始したものの、お礼の品物の準備に時間がかかっておりました。その間にお問い合わせをくださる方もいて、関心をお持ちいただきましたこと、本当にありがとうございます。「来館者の少なくなる今しかない!」と冬の間に張替えを敢行しました。ぜひ、元気になった「やまいもくん」に会いに来ていただければ嬉しく思います。
お問い合せ先:(公財)鼓童文化財団 担当・本間康子
Tel. 0259-86-2320(佐渡太鼓体験交流館内/9:00〜17:00・月曜休館)
Email: info@sadotaiken.jp
「やまいもくん」が帰ってきました!/本間康子
「やまいもくん」が帰ってきました!
革の張替えを終えた原木太鼓の「やまいもくん」が、たたこう館へ帰ってきました!
浅野太鼓楽器店のトラックからおろされたやまいもくんは、また鼓童のメンバーが大人数集まれる日に台に載せるよう予定していたのですが、強力なジャッキをお持ちいただき、あっという間に台に載せることができました。
新しい革、鋲を纏ったやまいもくんと記念撮影
ジャッキから台に移してセットするところは、もちろん丁寧に人の手で。
やまいもくんを囲み、浅野専務とも記念撮影をしていただきました。ご足労いただき、ありがとうございました!
新しくなった「やまいもくん」がこれからも皆様に愛していただけるよう、引き続き「やまいもくん募金」へのご協力を広くよびかけさせていただきます。直接来館いただく以外で、ご寄付を送金、またはオンラインでご決済いただく際には「やまいもくん募金」とお書き添えください。
ご送金先、オンライン決済の方法等については、鼓童サイト「ご支援のお願い」のページをご覧ください。
http://www.kodo.or.jp/foundation/support_ja.html
一定額以上の募金をいただいた方へのお礼のグッズも鋭意準備中です。どうぞお楽しみにお待ち下さい。
「やまいもくん」10年ぶりに生誕の地へ/本間康子
「やまいもくん」10年ぶりに生誕の地へ
昨年より当ブログで「やまいもくん募金」へのご支援をお願いして参りました。
http://www.kodo.or.jp/blog/staff/20161126_11493.html
これまで多くの皆様にご支援を賜り、誠にありがとうございます。佐渡太鼓体験交流館(たたこう館)で、この10年間「やまいもくん」が皆様に愛されてきた事を改めて実感しております。
1月下旬、石川県の浅野太鼓楽器店へ向けて「やまいもくん」は出発しました。
大きな「やまいもくん」をたたこう館の台から下ろし、トラックに積むだけでも一仕事でした。鼓童メンバー、スタッフ、研修生など20名以上の男手により、ようやくトラックに積み込むことができました。
①台から下ろす
浅野太鼓楽器店では、クレーンを使用し、宙に浮いての搬出です。数人の職人さんにより慣れた手つきでトラックから下されました。
上越で生まれ育ち、石川で命が吹き込まれ、佐渡で長年活躍してきた「やまいもくん」が、生まれ変わりこれからも皆様をお迎えできるよう再び石川へ旅立ちました。たたこう館に戻るのは3月中の予定です。
革の張替のご支援として、「やまいもくん募金」へのご協力を、引き続き広くよびかけさせていただきます。直接来館いただく以外で、ご寄付を送金、またはオンラインでご決済いただく際には「やまいもくん募金」とお書き添えください。
ご送金先、オンライン決済の方法等については、鼓童サイト「ご支援のお願い」のページをご覧ください。
http://www.kodo.or.jp/foundation/support_ja.html
一定額以上の募金をいただいた方へのお礼のグッズも近日中にご紹介予定ですので、どうぞ楽しみにお待ち下さい。
おまけ
「台」は肩の荷が下りてしばしお休み中
足あと/本間康子
足あと
1月31日、久しぶりに研修所に宿直しました。朝の体操と掃除の後、研修生はトレーニングです。
うっすらと積もった雪の上に、ランニングに出た研修生の足あとが残っていました。朝食の時に話したら、歩幅の広い人やちょこちょこっと走る人など、それぞれに特徴があって、誰のものかわかるそうです。
今は修了式を終え、準メンバーとなった者はすでに鼓童村へ引っ越して、新2年生のみの共同生活の期間です。足あとが見分けられるほど人数も絞られた分、気持ちも集中して、この冬を乗り切っていきます。
「やまいもくん募金」ご支援のお願い/本間康子
「やまいもくん募金」ご支援のお願い
鼓童文化財団は「寄付月間2016賛同パートナー」となりました。これは「欲しい未来へ、寄付を贈ろう。」を合言葉に、日本の寄付文化を変えていくための全国的な啓発キャンペーンとして、昨年から始まったものです。
http://giving12.jp/
鼓童を応援してくださる多くの皆様に、この機会に改めて感謝申し上げます。また、この度は「やまいもくん募金」のご案内をさせていただきます。
「やまいもくん」は、佐渡太鼓体験交流館(たたこう館)に常設されている原木太鼓のニックネームです。原木太鼓が出来上がるまでには長い物語があるのですが、奇しくも、たたこう館の開館と同じ2007年に誕生しました。以来10年間、「やまいもくん」「ぶたばなちゃん」の2台の原木太鼓は、たたこう館のシンボルとしてお客様をお迎えしてきました。
原木太鼓について
http://www.sadotaiken.jp/?p=862
そして今、10年間叩かれ続けた「やまいもくん」の革には、両面ともに破れ目ができてしまい、講師のしんちゃんせんせいが小さな皮を貼って応急処置をしながら、なんとか持ちこたえている状態です。
たたこう館では今年の始めから募金箱を設置して、張り替えのための募金をよびかけさせていただき、今月までに来館者の皆様より総額で約7万円のご支援をお寄せいただきました。
「やまいもくん」の面の直径は最長部分で約140cmあり、張替えの費用はおよそ100万円かかりますが、張替えは来館者の少ない冬の間に行いたいと考えているため、来年1月に決行することにしました!
「やまいもくん募金」へのご協力を、ネットを通じて広くよびかけさせていただきます。
直接来館いただく以外で、ご寄付を送金、またはオンラインでご決済いただく際には「やまいもくん募金」とお書き添えください。
一定額以上の募金をいただいた方に差し上げられるよう、お礼のグッズも企画中です。(詳細はもう少しお待ちください。)
ご送金先、オンライン決済の方法等については、鼓童サイト「ご支援のお願い」のページをご覧ください。
http://www.kodo.or.jp/foundation/support_ja.html
感動の対面/本間康子
感動の対面
10月2日(日)のこと。「太鼓、見られます?」「大きい太鼓があったら見たいんだけど」などと口々に言いながらお客様が入ってこられました。見学の方が「太鼓が見たい」という場合、太鼓の演奏が見たいという意味でおっしゃることも多いので、「今日は講師がいないのですが」などとお答えしていると、ホールの中から「あーこれだ!」との声が。
なんとお客様の一人は木こりさん。ご自分の伐った木が太鼓になっていると聞き、見に来られたのでした。
伐られたのが2001年ですから、15年ぶりのご対面です。木こりの太田さんは、太鼓は1台(やまいもくん)だけと思っておられて、ぶたばなちゃんを紹介したところ、大変驚いて、そして喜んでくださいました。一緒に来られた方は、この木が生えていたお寺「善導寺」の檀家さんとのこと。この木が生えていた頃を知っている皆さんにお目にかかれて、私たちにとっても「感動の対面」でした。
伐られた当時、買い手がつかなかったそうですが、木の表面の模様を見て「やっぱりタマモクが出てる。これはケヤキの中でも価値のあるものなんですよ」と教えてくださいました。
やまいもくん(奥)とぶたばなちゃん(前)
佐渡・羽茂祭り「薪能」/本間康子
6月15日佐渡・羽茂祭り「薪能」
羽茂祭りでは、毎年薪能が奉納されます。夕刻、かがり火の火入れ前に仕舞や舞囃子が演じられ、研修生も仕舞「紅葉狩」を披露させていただきました。
能舞台に立つ経験など、なかなかできるものではありません。自然の風を感じながら舞ったり謡ったりするのは、気持ちがよかったのではないかと思います。
この舞台に向けて、5月に宝生流能楽師・朝倉俊樹先生に初めてご指導いただきました。舞を舞った4人はもちろんですが、地謡も研修生だけで謡うことを目標にしましたので、地頭(リーダー)役となった人が中心となって一生懸命復習したことと思います。本番では、地謡の声が稽古の時よりもよく揃っていました。
羽茂昭諷会の皆様には、着物や袴の着付けを見ていただいたり、様々にお世話になりました。なお、メインイベントの薪能の写真は、私も地謡で参加しておりましたため、残念ながら撮れませんでした。
研修生、能に挑戦。/本間康子
3月1日に羽茂公民館で行われた「羽茂文化団体能楽部門発表会」に研修生が参加しました。昨年までご指導いただいていた松永政雄先生がご高齢のため稽古終了となり、今年からはプロの先生のご指導を受けることになりました。まずはその前に地元の方から「手ほどき」として稽古を3回ほどつけていただいた、という状態での初舞台です。
「紅葉狩(もみじがり)」という能の仕舞を発表しました。とにかく、おしまいまで通すことで精一杯ですが、舞と地謡に分かれて、それぞれの課題に懸命に取り組みました。また、小中高校生の方々も参加していて、高校生の堂々とした舞にも良い刺激をいただけました。
慰労会では色々なお話も伺えて、貴重な交流の場となりました。
地元の皆さんは、囃子会などに研修生が参加することを、毎年楽しみにしていただいております。ご指導いただいたり、着物や袴の着付けを教えていただいたりした御礼に、慰労会では「帆柱起こし音頭」を歌わせていただきました。