研修生、能に挑戦。/本間康子
3月1日に羽茂公民館で行われた「羽茂文化団体能楽部門発表会」に研修生が参加しました。昨年までご指導いただいていた松永政雄先生がご高齢のため稽古終了となり、今年からはプロの先生のご指導を受けることになりました。まずはその前に地元の方から「手ほどき」として稽古を3回ほどつけていただいた、という状態での初舞台です。
「紅葉狩(もみじがり)」という能の仕舞を発表しました。とにかく、おしまいまで通すことで精一杯ですが、舞と地謡に分かれて、それぞれの課題に懸命に取り組みました。また、小中高校生の方々も参加していて、高校生の堂々とした舞にも良い刺激をいただけました。
慰労会では色々なお話も伺えて、貴重な交流の場となりました。
地元の皆さんは、囃子会などに研修生が参加することを、毎年楽しみにしていただいております。ご指導いただいたり、着物や袴の着付けを教えていただいたりした御礼に、慰労会では「帆柱起こし音頭」を歌わせていただきました。