太鼓たたいてEXADON(エクサドン)!開催/山中津久美
EXADON(エクサドン)
日本は近い将来、65歳以上の5人に1人は認知症になると言われています。2014年から佐渡市高齢福祉課の保健師さんとの連携で「太鼓たたいてエクサドン!」が始まりました。
EXADON(エクサドン)は、佐渡市の認知症サポート医の汐彩クリニック院長、森本芳典氏が考えた造語です。エクササイズ+佐渡+太鼓のどん。3つ合せてEXADON!
今年度は、EXADON活動を支えるサポーター育成が行われ、佐渡市にとっても「Innovation」と言われるほどの展開を見せています。佐渡市民のサポーターが、月2回たたこう館に3ヶ月通い続け、たたこう館に集まったお客様30名が受講するワークショップでした。始まりの時の最初の音色は弱々しく、最終回の思いっきり太鼓を楽しそうに叩く音はボリュームがあり、その演奏は圧巻でした。今年度は20代から70代の老若男女、様々な年齢のみなさまがサポータ―として集いました。参加したみなさん、みな太鼓が大好きなっていました。
そして、サポーターが地域で活動していくために、自分たちが養成講座で習ったことを各地で実践する、「認知症予防講演会」の中でEXADONが催されます。先日その1回目が無事開催されました。(※今後の日程は下記参照)
ウォーミングアップ
サポーターによる太鼓講師初体験
*太鼓はご来場のお客様が体験しています。
サポーターが真剣に太鼓に取り組めば、「いつも笑顔を忘れずに。」としんちゃんせんせいに助言されながら、WSを行っていたみなさん。参加者(来場者)の方から楽しげな笑い声と笑顔が見られると、サポーターのみなさんも、本当に心から楽しんでワークショップを一緒に盛り上げました。
会場全体で新曲?「エクサドン音頭」演奏中
EXADONサポーターの方たち
「EXADON」が継続されることで、佐渡市の太鼓人口がまさしく増えていきます。そこかしこで、太鼓を叩いてエクサドン!!
どん!どん!どん!佐渡市が太鼓で元気になるプロジェクト、みなさまも興味がありましたら、是非ご参加ください。
(※お申込みは、佐渡市高齢福祉課へ Tel. 0259-63-3790)