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加藤泰監督作『ざ・鬼太鼓座』ベネチア国際クラシック部門での上映決定
加藤泰監督作『ざ・鬼太鼓座』ベネチア国際クラシック部門での上映決定
今年のヴェネチア映画祭(8/31~9/10)クラシック部門で、「ざ・鬼太鼓座」が選ばれ、上映されることになりました。世界から20本選ばれたうち、日本の作品は「七人の侍」と本作の2本になります。(『ざ・鬼太鼓座』は鼓童の前身「佐渡の國 鬼太鼓座」時代の1979年ごろに撮影された映画)
http://www.labiennale.org/en/cinema/news/22-07.html
WEB「シネマズ」より
加藤泰監督生誕100年を記念する快挙です。また、日本国内ではジャパンプレミアとして東京フィルメックス(11/19~11/27)での上映も決まりました。今後、各地で上映されるようです。
シネマズ|加藤泰監督作『ざ・鬼太鼓座』ベネチア国際クラシック部門での上映決定
https://cinema.ne.jp/news/ondekoza2016072717/
◆ウィキペディア「鬼太鼓座」より
ボストンマラソン完走後、そのまま舞台に上がり三尺八寸の大太鼓演奏でデビューをかざった鬼太鼓座はボストンの地元マスコミに大きく取り上げられ、以降、 日本国内外の公演も順調に進んでいったが、その後リーダーの田耕とメンバーとの間で意見やポリシーの相違が次第に表面化した。そして、その亀裂が決定的になったのは、映画『ざ・鬼太鼓座』の制作である。田耕は当時の鬼太鼓座を記録に残したいと映画制作を発案、自ら資金を調達しほぼ独断で企画を進め、松竹、朝日放送の協力を取り付け、3年の歳月をかけて映画を完成させる。しかし、実際に完成した映画は田耕の構想していた物とは全く異なった物であり、映画の内容を巡って、田耕は制作サイドと激しく対立し、結果的にこの映画はお蔵入りとなる(2014年現在、上映会などでの上映を除いて一般公開はされず、ソフト化もされていない)。
(https://ja.wikipedia.org/wiki/鬼太鼓座)
◆MovieWalker「ざ・鬼太鼓座」より
恋人吉三郎に会いたいがために火の見櫓の太鼓を叩き続けるお七/春になり、一斉に咲き誇った菜の花の中をお七は、津軽三味線のりズムにのりながら花嫁衣裳で 駆けめぐる。お七の新たな青春の始まり/七つの締大鼓にバチを落とすタクミ、ヨシカズ、カツジ、エイテツ、ハンチョウ、ヨシアキ、マサフミ。中大鼓が鳴り、締大鼓が後を追う。若者たちの歓喜の雄叫び/朝焼けの光の中を若者たちは鬼となって、実りを、収穫を求めて踊り跳ぶ。大太鼓の前に、六尺褌を締めて立 つエイテツとヨシアキが力をこめて叩き出した。しなる腕、踊るバチ、震える鼓、輝く瞳、したたる汗、豪快なりズムが響き渡る/祭は終った。刈入れの終えた 田園で藁を焼く煙が立ちのぼると佐渡に再び冬がくる。ミツルを先頭に五人の乙女たちはいつまでも踊り続ける。
http://movie.walkerplus.com/mv28067/
◆「ざ・鬼太鼓座」については「いのちもやして、たたけよ。」p.61に掲載
鼓童結成30周年記念出版「いのちもやして、たたけよ。– 鼓童30年の軌跡 –」
http://www.kodo.or.jp/news/20110607book_ja.html