このたび、鼓童出演のWOWOW番組「ブルーマン×鼓童 BLUE MAN MEETS 和太鼓」が、世界の優れたテレビ番組に贈られる第40回国際エミー賞の芸術番組部門にノミネートされました。受賞番組の発表は、11月19日にニューヨークで行われます。
この番組は、アメリカのトップエンターテインメントであるブルーマングループと鼓童が、互いの表現をリスペクトし共感を深めながら、全く新しいコラボレーションを誕生させたドキュメンタリーとライブです。2011年3月に収録が行われ、5月に放送されました。
受賞ニュースが届くことを期待しましょう。
DVD「ブルーマン×鼓童 BLUE MAN MEETS 和太鼓」
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国際エミー賞は、50を超える国の500以上の放送局や番組制作会社なとを代表する会員によって構成される「国際テレヒ芸術科学アカデミー」か主催する権威ある賞で、アメリカ以外で制作・放送された優秀なテレビ番組に贈られる。
http://www.iemmys.tv/awards_nominees.aspx
ブルーマングループは1980年代後半にニューヨークで誕生、顔を青く塗った3人組が高い音楽性と芸術性、ユーモア溢れるパフォーマンスで世界各地で活躍し人気を獲得しているグループです。
ブルーマン誕生の背景には日本の伝統文化からの影響があり、創始者のひとりであるフィル・スタントン氏は、その影響として鼓童の舞台からインスパイアされたことを語っています。
「ブルーマングループは日本の影響をニューヨークで最初に受けました。そのひとつが鼓童です。個人のエゴやアイデンティティーを超えて集団で音を作る彼らの表現は、私たちが目指す表現と同じでした。アメリカの『個人主義』に対するちょっとした答えというか、『人とつながりたい』『一緒に何かしたい』という気持ちをブルーマンは体現しています（番組内コメントより）」
鼓童とブルーマンはお互いの公演を訪れたり、ブルーマンメンバーがアース・セレブレーションや「齊藤栄一の鼓童塾」で佐渡を訪れたりするなど友情を深め、WOWOW番組企画により日本でのコラボレーションが実現しました。
