「粋」演目紹介 02: 兆/平田裕貴

きざし

-きざし-

ものごとが始まろうとする気配
植物の芽生え

そういう意味のあることば
きざし

Photo: Erika Ueda

太陽の光を沢山浴びて
ぐんぐん育つ木々のように、花のように…

Photo: Erika Ueda

これからの鼓童は僕たちの手で!
という想いと

Photo: Erika Ueda

これまで鼓童を創ってきた
先輩たちへのリスペクトを込めてつくりました。

ビジュアルがあの曲そっくりなのは
そういう想いもあったり。

Photo: Erika Ueda

Photo: Erika Ueda

もうすぐ40年になる鼓童の歴史。
その先には
まだまだ面白い未来が広がっている期待も込めて。

新曲 『兆』 お楽しみに!

Photo: Erika Ueda

鼓童浅草特別公演「粋」

2019.06.27(木)〜2019.06.30(日) 東京都台東区 台東区立浅草公会堂

鼓童浅草特別公演「粋」

<鼓童×ONKYO>コラボイベント
ONKYO BASE にて 6/25-7/3期間限定開催

https://www.kodo.or.jp/info/news_kodo/19752

9月ツアー再開!「道」公演もお楽しみに!

公演詳細:

https://www.kodo.or.jp/performance/performance_kodo/16691

9月以降のスケジュール

待望の新作DVD発売中!

Photo: Erika Ueda

この日を楽しみにしてくださっていた方も、「え‼そうなの!?知らなかった!」という方も、ぜひ1枚。見応えある94分、ノーカットライブ収録です。

発売日:2019年5月24日(金)
価格:4,860円(税込)

商品の詳細はこちらから。
http://store.kodo.or.jp/?pid=141745460

公演会場、鼓童オンラインストアにて販売中

「道」ブログリレー04: 新曲「有頂天」/平田裕貴

新曲「有頂天」

Photo: Erika Ueda

今年の「道」ツアーのために新しい曲を作りました!

その名も「有頂天」

実はこの曲、
SKAスカという僕が大好きな音楽の要素を取り入れています。

SKAとは、1950年代にジャマイカで興った音楽で、

2拍目と4拍目を強調した、裏拍ノリが特徴。

リズムに合わせて自然と体が揺れてくるような心地よさが魅力です。

Photo: Takashi Okamoto

鼓童にくる前はSKAバンドでドラマーもやっていた僕は、無類のSKA好き。

ある日、太鼓が好きでSKAが好きな僕は気付いたのです。

テツテレスケテツ テケテツテレツク…

スッチャ スッチャ スッチャ スッチャ…

「あれ?日本のリズムとSKAのリズム、意外とマッチする!」

Photo: Takashi Okamoto

歌舞伎でも囃される獅子のリズム、

SKAでスタンダードなワンドロップというフレーズ、

2つのノリを掛け合わせてみると、、、

『いいね!!!』

この曲のテーマ部分は、
その2つの要素を基にアレンジしてできています。

他にも曲中にさまざま、
SKAや、SKAから派生したレゲエの要素を
鼓童の音で散りばめてあります。

その点にも着目してお楽しみください!

Photo: Takashi Okamoto

Photo: Takashi Okamoto

SKAはジャマイカ生まれのダンスミュージック。

「有頂天」ではゆるりと心地良い1950〜60年代SKAがベースになっています。

そのSKAと日本ノリ・鼓童ノリをミックスしたこの曲も

身体を揺らして、楽しんでいただけると嬉しいです。

Photo: Takashi Okamoto

余談ですが、
僕が今回、太鼓を担ぐのに使用しているストラップは、この曲の [太鼓×SKA] の感じをイメージして作りました。

お楽しみに!

 

次回の道ブログリレーは
「大太鼓、裏打ち/詫間俊」
お楽しみに!

Photo: Takashi Okamoto

 

公演詳細:

https://www.kodo.or.jp/performance/performance_kodo/16691

スケジュール

待望の新作DVD発売中!

Photo: Erika Ueda

この日を楽しみにしてくださっていた方も、「え‼そうなの!?知らなかった!」という方も、ぜひ1枚。見応えある94分、ノーカットライブ収録です。

発売日:2019年5月24日(金)
価格:4,860円(税込)

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公演会場、鼓童オンラインストアにて販売いたします。

アメリカの太鼓少年たちと/平田裕貴

Photo: Takashi Okamoto

アメリカで生まれ育ち、太鼓に励む少年3人と出会った。
彼らは16歳。
小学生の時に現地の太鼓グループで太鼓と出会い、大好きになり、今も続けているという。

アメリカで太鼓を打つ彼らは、
日本からやってきた太鼓打ちを前に、興味津々。

いつ、どんなきっかけで太鼓始めたの?
どんな稽古するの?
曲作ったりする?
フリスビーと太鼓の身体づかいって似てると思わない?(フリスビーもやっている少年談)

Photo: Yui Kamiya交流会の様子

1時間半ほど話したほとんどは、彼らからの質問攻めであった。

その中で、僕からこんな質問をしてみた。
『太鼓のどんなところが好き?』
すると1人が即答した。

『僕たちの太鼓の音でお客さんたちが笑顔になったり、喜んだりしてくれる。
それってすっごく素敵じゃない?
すごく嬉しい。
あと、身体に伝わってくる振動が好き!』

それに続いて
『なにより、太鼓打ってる時間が楽しいから!』
3人口を揃えて言った。

嬉しそうに話す彼らのキラキラした目は、
太鼓打ちみんなが持っている原点、
大切な気持ちを僕に再認識させてくれた。
『太鼓って、楽しいね!』って。

Photo: Koji Miyagiボルダーでのワークショップの様子

日本から遠く離れたところでも響いている、太鼓の魅力。
全然違う境遇の中で、同じ太鼓の魅力に取りつかれた世界の太鼓打ち。
みんな太鼓が大好きで、どうしようもない。

Photo: Yui Kamiya交流会にて

全世界で広がる太鼓の輪、
もっともっと、つないで、響かせていこう。

Photo: Takashi Okamoto

 

「鼓童ワン・アース・ツアー2019〜Evolution」北米ツアー(Kodo One Earth Tour 2019 Evolution)


「道」本日後半ツアー初日!/平田裕貴

本日、宇都宮公演より、「道」公演7、8月ツアーが始まります。

劇場公演としての鼓童のクラシック的演目でのツアーは、
私にとって、これが初めてです。

幼い頃から鼓童の舞台を客席で見ていた私としては
とても想いの深い公演ツアーです。

Photo: Erika Ueda

幼いころ、目を輝かして見ていたプレイヤーとその演目を演奏したり、
憧れていたポジションに今、自分が立っていたり、
少年時代の自分が見たら大喜びするんだろうなと思います。

Photo: Erika Ueda

そんなことを考えていた稽古期間、
ふと、1つの言葉が頭をよぎりました。

「あなたの太鼓は、昔の憧ればかり強く、
先輩たちが作ってきた道をなぞっているばかりで、何も面白くない。」

研修生時代、ある大先輩から言われた言葉です。
それはそれは図星で、大きなショックを受けたのを覚えています。
ですが、その先輩はこう続けました。

「もしあなたがプレイヤーになったら、
『あなたの出す音』が『鼓童の音』になるの。
あなたの音で、これからの鼓童を創っていきなさい。」

つくってもらった道をただただ歩いているだけでは先はない。
もっとシャキッとして! しっかりせい! と、
バシッと背中を叩かれたような気分で、
太鼓に向かう心持ちも大きく変わった出来事でした。

Photo: Erika Ueda

この「道」公演には
先輩たちが積み重ねてきた大切なものが沢山詰まっています。
私たち若い世代のプレイヤーはまず、それをしっかり吸収しなければと思っています。

それと同時に、
「これからの鼓童は自分たちがつくっていくんだ。」
そういう自覚も持って太鼓に向き合っていきます。

先輩たちが創ってきた道
私たちがこれから創っていく道
それらが繋がって、まっすぐな1本の道が進んでいく。

そういう公演になればと、私は思います。

「道」国内ツアー7-8月

Photo: Takashi Okamoto

出演(7-8月)

山口幹文齊藤栄一見留知弘中込健太蓑輪真弥小松崎正吾前田順康吉田航大三枝晴太平田裕貴渡辺ちひろ小野田太陽詫間俊
※栃木公演、山形公演につきましては、山口幹文に替わり住吉佑太が出演いたします。

「初音ミク×鼓童」スペシャルライブレポート/伊達なつめ(演劇ジャーナリスト)

Photo: Maiko Miyagawa

昨年大好評を博した This is NIPPON プレミアムシアター「初音ミク×鼓童」のスペシャルライブが、グレードアップして帰ってきた。会場のNHKホールは、衿に「初音」「鼓童」と名前の入ったライブ・ハッピを着た人たちでいっぱい。

Photo: Maiko Miyagawa

オープニングとともに地鳴りのような歓声が起き、オールスタンディングとなった客席に、いっせいに太鼓型ペンライトの光が揺れ出した。

Photo: Maiko Miyagawa

(※6/1 リハーサル写真)

「去年はにぎやかな曲と穏やかな曲を交互に入れていたんですが、今年はミクさん側からの『もっとアゲアゲで!』というリクエストで、体力的にもハードな曲が続くんです」と選曲担当の石塚充が言うように、ミクのナンバーを太鼓と鳴物で盛り上げ、リン・レンのデュエットでは、鳴物担当が彼らのダンスを完コピして一緒に踊り、『三宅』『巴』など鼓童の大曲では、3~4分ずつにまとめた濃縮ハイライト版を惜しげもなく演奏と、大忙しのフル稼働。

Photo: Maiko MiyagawaPhoto: Maiko MiyagawaPhoto: Maiko Miyagawa驚いたのは、こうした鼓童の緩急に富む複雑なビートを刻む楽曲にも、観客が手拍子やかけ声で、しっかり伴走してみせること。

 

Photo: Maiko Miyagawa

今年初参加の住吉佑太は、
「ミク・ファンは音楽が好きで、曲を聴きに来ている人が多い感じがしますね。こちらが何を振ってもついてきてくれるので、もう”闘い”みたいにテンションが上がって、すごく楽しいです。『巡』では、前の方のお客さん、めっちゃ踊ってくれてましたし(笑)」と、今秋の新作舞台にも、十分な手応えを感じた様子。

Photo: Maiko Miyagawa

「巡 -MEGURU-」(※6/1 リハーサル写真)

フィナーレでいったん幕が閉まると「コドオ・ミーク」「コドオ・ミーク」のアンコール大合唱。コラボ2度目にして、ミクはもちろん、ミク・ファンと鼓童も、ガチで相思相愛の関係になったことを確認できた。

文:伊達なつめ(演劇ジャーナリスト)

▼今回演奏の「巡 -MEGURU-」MVはこちら

This is NIPPON プレミアムシアター「初音ミク×鼓童 スペシャルライブ2018」