浅草へご挨拶/鶴見龍馬

だんだんと夏が近づいて来ているのを肌で感じる季節になって来ました。

先日、剛史さんと東京は浅草に行ってまいりました。休日で多くの観光客で賑わう雷門通り、ふと上を見上げると「鼓童 若い夏」の旗を出してくださっていました!

浅草でお世話になっている方々のお店にご挨拶に伺いました。あいにく、その日に限りみなさんお出かけされていて、ほとんど直接ご挨拶をすることができませんでしたが、雷おこし本舗のご主人・穂刈さんにお会いすることができました。

浅草公会堂での連続公演も今年で5年目。毎年浅草の方々が色々な形で協力、応援してくださるおかげで僕らにとっても浅草は特別な場所になっています。

「若い夏」は7月2日京都芸術劇場春秋座を皮切りに、国内11都市を回ります! その中で浅草は7月6日〜9日で5公演行います。チケットにまだ余裕があるようなので皆さん是非お越しください!

梅雨のジメジメした気持ちを吹き飛ばして初夏の訪れを劇場で僕らと一緒に楽しみましょう!

鼓童「若い夏」日本ツアー

 


満員御礼!「幽玄」東京連続公演

5月16日からの5日間、東京・オーチャードホールで開催しました「幽玄」公演、連日満員のお客様に迎えられ、無事に幕をおろしました! 次は新潟、そして名古屋での公演です。ご来場をお待ちしております。

公演の一部を写真で公開!

撮影●岡本隆史

坂東玉三郎

 坂本雅幸(鼓童)

花柳流舞踊家、鼓童

坂東玉三郎、大塚勇渡(鼓童)

左手より吉田航大(鼓童)、花柳昌克、坂東玉三郎、花柳壽輔、渡辺健吾(鼓童)

坂東玉三郎

坂東玉三郎×鼓童特別公演「幽玄」


「幽玄パンフレット」各公演ロビーにて販売!

「幽玄」パンフレットを各劇場で販売!

「羽衣」「道成寺」「石橋」題材演目解説は開演前にぜひご覧ください。

ほか、坂東玉三郎スペシャルインタビュー、鼓童メンバー座談会、「幽玄」稽古場写真、能の手ほどき、玉三郎と鼓童の歩み、出演者紹介、など内容盛りだくさんの52ページ・フルカラー!これを見れば「幽玄」がさらに面白くなります。ぜひ、劇場にてお求めくださいませ。

「幽玄」パンフレット
カラー/52ページ/2,000円(税込)

坂東玉三郎×鼓童特別公演「幽玄」

「幽玄パンフレット」100部限定・WEB販売開始!


準団員、全員デビューいたしました/木村佑太

みなさま初めまして、準団員の木村佑太です。本日無事に「幽玄」の初日を迎えることができました。

そして本日の公演を迎え準団員の五人全員が、各所での初舞台を踏むことができました。

1月までは研修生として2年間ずっと一緒に生活・稽古をしてきた5人ですが、今は各公演に向けてそれぞれの環境で切磋琢磨しています。

やはり同期っていいなぁと思います。今でも刺激しあえる良い関係です。

今は先輩方に必死でついていっているまだまだ未熟な段階ですが、頑張ってまいりますので応援宜しくお願いいたします。

準団員 木村佑太


「幽玄」まもなく開幕!稽古写真&メンバーコメント

「幽玄」まもなく開幕です!
稽古写真&メンバーコメントをご紹介

「坂東玉三郎 × 鼓童特別公演 幽玄」

坂東玉三郎氏と鼓童のヒット作「アマテラス」に続く待望の共演第二弾は、能楽において世阿弥が唱えた「幽玄」の世界を取り上げます。「羽衣」、「道成寺」、「石橋」など能の演目を題材に構成された大作で、歌舞伎界を代表する不世出の女方・坂東玉三郎氏が優雅に舞い、太鼓界を牽引し続ける鼓童が斬新に囃します。それは古典芸能の世界から更に未来を見据えた新たな芸術の形でもあり、未開拓の境地を切り開いて行く両者による新作がいよいよ登場します。

一幕は坂東玉三郎氏と花柳流の舞踊家の皆様が「羽衣」の世界を花柳流五世宗家家元・花柳壽輔氏の振付で舞を披露。能楽囃子の小鼓・大鼓・太鼓を、鼓童は締太鼓で表現し、古典芸能として長い時を経て磨き上げられてきた能楽特有の世界観が劇場空間に広がって行きます。

締太鼓を演奏しながら謡を謡うことも鼓童の挑戦であり、太鼓打ちという範疇から解き放たれた鼓童の音楽性が期待されます。

二幕は、一幕からの構成がさらに展開し、鼓童のオリジナル楽曲と能楽の様式が融合します。その能楽の様式と鼓童の楽曲の移り変わりから生まれる大きなうねりには、新たな芸術の可能性が感じられ、「道成寺」では白拍子が大蛇に化身し、「石橋」では五体の獅子が鼓童のリズムと共に勇壮に舞い納めます。

まもなく迎える開幕に向けて、新潟県・佐渡島の鼓童村にて行われている稽古も、能楽囃子指導の亀井広忠氏、能楽指導の津村禮次郎氏、能管指導の田中傳十郎氏による稽古も加わり本格化。

鼓童メンバーは、花柳流五世宗家家元の花柳壽輔氏をはじめ、花柳流舞踊家の皆様とともに、能楽の世界に没頭し稽古を重ねております。

鼓童メンバーより開幕直前の意気込みコメントをご紹介します!

◆齊藤栄一/音楽アドバイザー

僕のお薦めは締太鼓の演奏です。同じ楽器・同じ姿勢・同じシチュエーションで叩いているのに、全く違う音色・リズム・奏法を楽しめる、新しさと伝統を感じられる『幽玄』ならではのシーンになっています。


膨大な熱量とエネルギーを内包した”静”と、力み伴わない「無」さえ感じる解放された”動”、相反するかに思える”静”と”動”を、稽古の中で少しずつ、でも確実に吸収してゆくメンバーを心強く感じています。まだまだ発展途上だけれども、玉三郎さんのご指導のもと、同じ舞台に立つことの出来る感謝と喜びと責任の重大さとを噛み締めつつ、日々精進していきたいと思います。


◆住吉佑太/出演

今回、私は能管に初挑戦しています!日々稽古をしていく中で、能管独特の音階や力強さに魅力を感じています。篠笛とはまた違う息の吹き込み方や指の使い方など、学ぶべきことがたくさんあります。

これまでの鼓童に、日本の古典芸能のスピリッツを織り交ぜることで、ある種の原点回帰でありながら、さらに深化、そして進化していくための第一歩の舞台になると思っています。ただただ音楽的に面白いということだけでなく、その先にある精神性や幽玄の世界感をいかに表現していくことができるか。そんな古典をベースにしながらも新しい舞台にしたいです。

◆池永レオ遼太郎/出演

鼓童が「バッキング隊」から前に出てきたときの音圧や、蛇舞などの身体表現に着目していただきたいです。また、いろんな楽器や音を使っていますので、単純に“音”を楽しんでいただけると思いますし、私が作曲した曲もありますので、そこも含めて楽しんでいただきたいです。
『幽玄』は間や沈黙、時間がゆっくりと流れる舞台だと思います。それらを演奏者として楽しめるように「和」を理解できるよう稽古に励んでいます。常に革新を恐れず、何事にもとらわれず、楽しみながら作品作りと舞台に臨みたいです。

坂東玉三郎×鼓童特別公演「幽玄」