2月26日ベルリン公演/蓑輪真弥

Photo: Maya Minowa

ドイツ、ベルリン。37年前、『鼓童』はまさにこの地でデビュー。

Photo: Maya Minowa

Photo: Maya Minowa
そんな鼓童にとって思い入れの地。今回はベルリンフィルハーモニーホールで公演をさせていただきました。

Photo: Maya Minowa

世界最高峰の音響を誇るというホール。和太鼓の音もとてもクリアにそしてリアルに良い響きを届けてくれます。どの席からもその良い音は届いてきました。

Photo: Maya Minowa

「佐渡の国 鬼太鼓座」から「鼓童」に転進しようとした37年前にこの地を訪れた先輩方はどんな想いで太鼓を打っていたのだろうか、、、想像もできない程の苦悩があっただろう。

それから進化し続ける鼓童の舞台。

太鼓に向かう魂、太鼓と共鳴する魂だけは変わらずでありたい。そしてその音を世界中に届けていきたいです。

Photo: Takashi Okamoto

エネルギー/大塚勇渡

聖ペーター教会の塔の頂上からの景色と鐘の音

塔の頂上に着いた瞬間に、街の教会の鐘がどこもかしこも一斉に鳴り出しました。

自分の立ってる場所も鐘の遠心力で揺れ、その凄まじい音圧には耳鳴りがするほど。まるで鐘の音のシャワーを浴びているような感覚になります。街の隅々にまでこの音を届かせようという意志をも感じさせる偉大な音。

信教がこうして人々の生活リズムをも作っている姿を垣間見るような感じがしました。

Photo: Hayato Otsuka

聖ペーター教会

心を打つモノには大きなエネルギーを感じます。

Photo: Hayato Otsuka

ミュンヘン新市庁舎

Photo: Hayato Otsuka

ミュンヘン・レジデンツ

塔で感じた鐘の音には遠心力を具体的に感じましたが、ネオゴシック様式の市庁舎、旧バイエルン王国の王宮レジデンツに行った際にも、そこに大きく引き込まれたり、圧倒的なパワーを感じたり、そんな瞬間がありました。

Photo: Hayato Otsuka

劇場:Philharmonie im Gasteig

ミュンヘンの劇場は空間が非常に大きく、客席のキャパも2000人を超えています。

和太鼓の持つエネルギー、そして私たちの持つエネルギーをどう合わせるか、そしてどういう音を紡いでいき、空間隅々まで届けるか、、、毎日が勉強です。

Photo: Shogo Komatsuzaki

 

公演スケジュール