「鼓童ワン・アース・ツアー2014~永遠」

鼓童/株式会社 北前船
2014年7月 Press Release

-芸術監督 坂東玉三郎、太鼓芸能集団「鼓童」による第3作-
「鼓童ワン・アース・ツアー~永遠」

2012年5月より、太鼓芸能集団鼓童は、歌舞伎俳優で人間国宝の坂東玉三郎氏を芸術監督に迎え、 太鼓芸能を舞台芸術として更に革新すべく新たな表現に挑戦し続けています。

第1作『鼓童ワン・アース・ツアー~伝説』は、研ぎ澄まされた肉体とひたすらに太鼓に挑む姿で魅了し続ける鼓童の、心技体の極地ともいうべき伝説的演目と坂東玉三郎氏が自ら手掛けた新作とをつないだ作品。 続く第2作『鼓童ワン・アース・ツアー~神秘』では、民俗芸能が持つ神秘さや祈りの中に潜む「神秘」を舞台上に再現、闇と光の交差する幻想的な空間で演劇的要素のある動きにも取り組み、新たな表現を追求した舞台となりました。

ツアービジュアル
写真:岡本隆史

そして、第3作『鼓童ワン・アース・ツアー2014~永遠』では、自然の営みに接していてふと垣間みる「永遠」のイメージを表現、さらに進化した舞台をお届けいたします。ツアーは11月より12月にかけ、佐渡を初日に日本の各都市を巡る予定です。

永遠の宇宙、永遠の命、永遠の愛

人は全てが永遠であって欲しいという夢をみます。永遠に憧れ、それを手に入れようとしてきました。しかし歴史の中でそれらを手に入れられた人はいないのではないでしょうか。そして皮肉にも永遠を追い求めるその思いは、一瞬の輝きでしかありません。人はその矛盾に気付きながらも、永遠を求め、永遠に想いを寄せていくのです。

永遠というテーマについて自分なりに思いを巡らせていたある日、ふと「自然の営み」が螺旋状に続いて行く、という考えに行き着いたのです。
「自然の営み」を羅列することで「永遠」を表現出来たらと。
厳密に言えば「永遠」というものは無いのかも知れませんが、
それに繋がるきっかけとして
夜明け 光 雨 風 雲 波 星々 夕暮れ 星空
その中の「人間」というものが思い浮かび上がってきました。

坂東玉三郎

「鼓童ワン・アース・ツアー2014~永遠」公演概要

東京、大阪など、全10会場、16公演を予定。その他、2015年6月~7月、9月~10月に全国各都市で上演予定

鼓童は、新潟県の佐渡市にある「鼓童村」を拠点に活動しています

「鼓童ワン・アース・ツアー~永遠」稽古風景(2014年4月鼓童村にて)

稽古風景写真:岡本隆史

鼓童 広報宣伝部 西田、上田

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