三宅島募金

三宅島募金

2006年3月10日

2006年2月1日をもって帰島一年を迎え、島民の3分の2が帰島した三宅島。全島避難指示は解除になったものの、今なお続く火山性ガスの噴出や、40%を超える高齢化率と人口の減少など、地域の課題は山積した中での復興が続きますが、三宅島災害・東京ボランティア支援センター東京事務局より、今後は現地三宅島での活動を中心にしたものへシフトしていくとのお知らせをいただきました。同センターでは、三宅島阿古に開設された「みやけじま<風の家>」での島民の皆さん自身による相互の支えあいを継続して支援されるそうです。

2000年の噴火直後に呼びかけを開始いたしました「鼓童文化財団 三宅島募金」の総額は、5,107,092円にのぼりました。この度、三宅村村長様より鼓童文化財団宛に感謝状をいただきましたが、これは多くの皆様からのご協力に対し贈られたものに他なりません。ここに報告申し上げますとともに、これまでの皆様のご協力に対し厚く御礼申し上げます。

鼓童では、今後も復興の道のりを見守りながら、自分達ができる支援の形を模索していきたいと考えておりますが、公演会場やホームページでの募金の呼びかけなどは終了させていただきます。
今後は三宅島を訪ねることが一番の応援になると伺っております。皆様も機会がありましたらぜひ、「三宅」のふるさと三宅島を訪れていただけましたら幸いです。

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