永六輔さんが旅立たれてからちょうど1年、お孫さんの拓実さんが、永さんが生前残されたメッセージをまとめた本を出版されました。

その中の一章で、以前永さんが鼓童に送ってくださったお手紙が紹介され、創立メンバーの１人である大井が、47年前に初めて佐渡に渡ろうと決めた時の思いを語っています。ご本にはこのほかにも数々のメッセージが永さんのエピソードとともに紹介されていますが、きっと現代を生きる若者たちにも時を超えて届くことでしょう。

なお、本で紹介されている鼓童へのお手紙は、現在、佐渡太鼓体験交流館で開催している「永六輔氏と佐渡・鼓童展」でご覧いただけます（7月末まで／入場無料）。