鼓童村・佐渡

鼓童村

鼓童は佐渡南西部に位置する小木半島の中央部「鼓童村」を拠点に活動しています。約4万坪の敷地には、本部棟、稽古場棟、住居棟、ゲストハウス、工房およびスタジオなどの施設があり、全国から集まった約60名に及ぶメンバーの創作の場となっています。また佐渡島内2ヶ所に廃校校舎を利用した鼓童文化財団研修所、旧稽古場があります。

この島に拠点を設けたのは、大学紛争の激しかった時代、日本の民俗芸能・工芸を学ぶ場(日本海大学)を自分たちの手でつくりたいという若い意志に佐渡の方々が賛同してくださったことから始まりました。その夢を実現するネットワークを作るために「佐渡の國 鬼太鼓座」が結成され、佐渡を拠点に太鼓をたたいて世界を旅する活動が始まりました。

1981年、新たに「鼓童」として独立し、現在は佐渡・小木町に「鼓童村」を開村、佐渡の豊かな自然に囲まれた、創造と交流の拠点づくりに取り組んでいます。

佐渡

鼓童が拠点としている佐渡は、徳川幕府の財政を支えた金山を有し、北前船と呼ばれる交易船によって大阪と東北・北海道を往来する中核地点として栄えたところです。暖流と寒流が交わり、気候的にも文化的にも日本の縮図といわれる周囲260kmの島。世阿弥などが配流され江戸時代には天領であった佐渡は、農作業をしながら謡曲を口ずさむ人々によって今も30余の能舞台が支えられ、四季折々の祭りが息づくなど伝統文化の宝庫として知られています。

最後まで野生の朱鷺が生息していた緑あふれる地。海と山に囲まれ暮らす人々の生業の確かさ、芸能に対する感覚の繊細さ…。日々の生活の中で出会うこれらの風景は、私たちひとりひとりを育み、創作活動を行なう上できわめて重要な環境となっています

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