
太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団。打ち手によってたたき出される響きは、聴く者の身体に強く働きかける。'81年ベルリン芸術祭でのデビュー以来、「ワン・アース(一つの地球)」をテーマに掲げ、世界46ヶ国で通算3,300回を超える公演を行う。1年の1/3を海外、1/3を国内、1/3を佐渡で過ごし、国境もジャンルも飛び越えた時空を出現させるべく、東奔西走の日々を送る。'88年よりアース・セレブレーションを開催、佐渡の大地に味方につけ、海を越えて訪れるゲストたちの音をダイナミックに受けとめる。

寄り添って立つ歌い手たち。互いを感じ微妙なバランスを探りながら声が共鳴し合い、情熱が増幅し、彼らはひとつの楽器になる。何世紀にもわたりコルシカの大地にこだましてきた多声音楽の響きがよみがえる。ア・フィレッタは1978年に当時13歳だったジャン=クロード・アクアヴィヴァにより結成。以来、この芸術が持つ美、情熱、感情的高揚を世界中の聴衆に届けてきた。レパートリーには民謡や聖歌のほか、オリジナルの楽曲や映画のサウンドトラック、そしてダンス、演劇、オペラとのコラボレーションがある。ア・フィレッタはコルシカの土に深く根付き、伝統を常に前進させている。

