
太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団。打ち手によってたたき出される響きは、聴く者の身体に強く働きかける。'81年ベルリン芸術祭でのデビュー以来、「ワン・アース(一つの地球)」をテーマに掲げ、世界46ヶ国で通算3,200回を超える公演を行う。1年の1/3を海外、1/3を国内、1/3を佐渡で過ごし、国境もジャンルも飛び越えた時空を出現させるべく、東奔西走の日々を送る。'88年よりアース・セレブレーションを開催、佐渡の大地に味方につけ、海を越えて訪れるゲストたちの音をダイナミックに受けとめる。

1992年にオランダのゼーラント州で結成された。全国的に知られるようになるまでの数年を経て1998年に着目されて以来、人気実力共にオランダナンバーワンの座を誇る。これまでにリリースしたアルバムは、スタジオ収録7枚、ライブCD4枚、ベスト2枚、デジタルリリースによるチャリティーアルバム1枚、無料ダウンロードのアルバム1枚。DVD7枚のほか長編映画も1本製作している。ダッチ・ラジオで一番頻繁に曲がかかるアーティストのタイトルを長年維持している。(2004年を除く2001~2007年)
グループの歴史上、特筆すべきプロジェクトは「Umoja(ウモジャ)」の収録だ。世界各地13か国を旅し、それぞれの国のアーティストと共演しながらオランダ語で歌う、という発想から生まれたアルバムである。鼓童と共演するために、初めから日本は訪問国に入っていた。このアルバムから最初にシングルカットした「Aanzoek Zonder Ringen」(佐渡で鼓童と収録)がオランダで大ヒットし、ヒットチャート1位に。その後、鼓童とは度々顔合わせし、2008年3月には、アムステルダムのハイネケン・ミュージックホールで「BLØF + KODOスペシャルライブ」を行ない、3日間完売で合計11,000人の観客を動員した。

ここちよい音が耳にふれると、
目の奥がスーッとして
視界が広がっていくようないい気持ちになります。
良い音楽に身をゆだねると、全身から
余分なものがシュワーッと抜けていくような
感じがします。
城山コンサートが、
そんな感覚を共有できる場であったらいいな
と思っています。
この夏オランダからやってくるBløfは、
ひとつひとつの音をじっくり大切につむいでいく、
音楽のここちよさをよ~く知っている
素敵な4人組です。
ぼくらとは幾たびの共演を経て、もうすっかり気心のしれた間柄。
彼らとの再会を、夏が来るのを、
親友を自宅にまねくようなゆるやかな気持ちで
待っています。
聞けば聞くほど耳になじむ、不思議な魅力をもったBløf。
きっとみなさんも、
BLOFの音楽が大好きになってくれるはず。
そして佐渡も、鼓童も、
もっともっと好きになってもらえたら
嬉しいです。
石塚 充