鼓童ブログ Kodo Blog

【残り10日 ! 】鼓童の「思い」を、全国の図書館を通じて届けたい/上之山博文


【残り10日 !】
鼓童の「思い」を、全国の図書館を通じて届けたい

鼓童結成30周年を記念して発行した書籍「いのちもやして、たたけよ。」を全国の図書館に寄贈するプロジェクトにご支援お願い致します ! READYFOR(レディフォー)というクラウドファンデイング・サイトを通じたご支援を、5月14日まで募集中です。
https://readyfor.jp/projects/inochi_moyashite_tatakeyo

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■「いのちもやして、たたけよ。」113ページ(第二章 探求)より抜粋

鼓童の舞台で旋律楽器として最も使用されているのが笛である。様々な演目で使用されるが、独奏曲として鼓童の舞台で長く演奏されてきたのは、津軽三大民謡のひとつ『津軽山唄』を元にした『山唄』(1981年/山口幹文編曲)である。『大太鼓』を導くように演奏しながら客席に降り、舞台上に大太鼓と演奏者を乗せた屋台が登場する場面は、静謐で幽玄な世界である。

80_senzai_fue写真左より、青木孝夫、大井キヨ子、山口幹文

また、篠笛二管と平胴太鼓、手びらによるアンサンブル曲『いぶき』(1996年/山口幹文作曲)は、「アマテラス」の光に満たされた歓喜のエンディングでも演奏された。

Photo: Taro NishitaPhoto: Taro Nishita

1988年に出会った笛師・蘭情氏が依頼に応えて製作する様々な笛により、鼓童の笛の表現する世界は大きく広がった。

Photo: Buntaro Tanaka

■「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト達成状況(5月4日現在)

342,000円(目標金額 500,000円)[達成率 68%]
プロジェクト終了まで、あと10日。皆様のご支援、お願い致します !

この『いのちもやして、たたけよ。』を全国の図書館に寄贈する活動を、ご支援いただけないでしょうか。全国各地の50の図書館に寄贈したいと目標を立てました。送料や宣伝費、書籍原価を含めた費用として50万円が必要です。

鬼太鼓座や鼓童が、日本や世界、そして地域という私たちの住む社会を、よりよいものへ変えていきたいという思いから生まれ、歩んできたことを伝えるメッセージでもあります。太鼓に関わらない方でも、より良い社会を願う多くの人に届けたい1冊です。

鼓童の演奏が皆様の心に響き、記憶に残ってくれることを祈りますが、舞台表現はその場に留めておくことができません。「書籍」という形で鼓童が皆様の地域にとどまり、公演をご覧になった方も、そうでない方にも多様な鼓童の魅力をお伝えできればと思います。

全国の図書館に本書を寄贈することで、公演会場でお会いする以上に大勢の方と出会い、より多くの皆様と共感できることを強く願っています。

「いのちもやして、たたけよ。」プロジェクト
http://www.kodo.or.jp/news/20150316readyfor_ja.html

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