鼓童ブログ Kodo Blog

鼓童宣伝部

新年明けましておめでとうございます


新年明けましておめでとうございます

Photo: Takashi OkamotoPhoto: Takashi Okamoto
新しい年が素晴らしい一年になりますよう皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます!


鼓童仕事納め


鼓童は昨日27日、早めの仕事納めとなりました。

鼓童創立35周年の2016年は、世界各地でたくさんの方々と出逢い、新たな表現の可能性に挑み、次の時代への飛翔に向けて大きな手応えを掴むことのできた一年でした。

来る2017年も、皆様の心の奥深くに届く舞台をお届けしてまいります。

どうぞ引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。

Photo: Taro Nishita

鼓童村食堂にて

【鼓童@文京・千穐楽】「螺旋」打ち納めました!東京では5日間8000人を超えるお客様にお届けしました。沢山のアンコールと温かい拍手を有難うございました!

Photo: Takashi Okamoto

鼓童 Kodoさんの投稿 2016年12月25日

【鼓童@文京】メリークリスマス!本日25日螺旋千穐楽!お待ちしております。

12月25日14時 文京シビックホール(当日券13時より)
http://www.kodo.or.jp/oet/20161221-25a_ja.html

鼓童 Kodoさんの投稿 2016年12月24日

【鼓童@文京】年末といえば、文京・鼓童!年内は本日24日、25日のあと2回公演です。坂東玉三郎氏演出の「螺旋」お見逃しなく!

12月24、25日14時 文京シビックホール(当日券13時より)
http://www.kodo.or.jp/oet/20161221-25a_ja.html

Photo: Takashi Okamoto

鼓童 Kodoさんの投稿 2016年12月23日

【鼓童@文京】本日も沢山のお客様にお越しいただきました、有難うございました。年内は24日、25日のあと2回公演です。年末といえば、文京・鼓童!

12月24、25日14時 文京シビックホール(当日券13時より)
http://www.kodo.or.jp/oet/20161221-25a_ja.html
イヴもクリスマスもお待ちしております!

Photo: Takashi Okamoto

鼓童 Kodoさんの投稿 2016年12月23日


弾け続ける「玉三郎・鼓童」 ─鼓童と玉三郎の十六年─/文・伊達なつめ


弾け続ける「玉三郎・鼓童」
─鼓童と玉三郎の十六年─

文●伊達なつめ

ー鼓童創立35周年記念コンサートパンフレットより

Photo: Takashi Okamoto

玉三郎と鼓童の出会いは16年前。青木代表から鼓童との共演の申し出を受け、まずは演出という形でかかわることを引き受けた玉三郎は、機会を見つけては佐渡の稽古場を訪れ、グループの体制やメンバーひとりひとりの個性を把握しながら、約2年後に『ワン・アース・ツアー スペシャル』(’03)を創り上げた。

Photo: Takashi Okamoto

鼓童のダイナミックな打法に、繊細で柔和な表現力が加わった舞台は好評を博し、続く’06年の鼓童結成25周年には、ついに青木の念願だった両者の共演『アマテラス』が実現。

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’09年には、佐渡の稽古場で自主稽古するメンバーたちの姿を見て玉三郎が思いついたという、小編成でスタイリッシュな演出の『打男 DADAN』が評判となるなど、玉三郎は着実に、鼓童のポテンシャルを引き出していった。

’12年、その手腕に鼓童のさらなる進化を託されて、玉三郎が芸術監督に就任( ※2012年より4年間)。演出家として作品単位で芸術的クオリティの責任を負うだけでなく、鼓童という集団を基盤から整備し、方向性を定めて総体的にプロフェッショナルとして向上させていく立場をも担うこととなった。こうして、本格的な玉三郎による新体制がスタートした。

Photo: Takashi Okamoto

食事等の体調管理や稽古場の空調といった環境面まで、実際の玉三郎の指導は多岐に及ぶが、舞台表現の姿勢においてもっとも強く表れているのは、「演奏技術の向上」と「自由な発想」による、バリエーションの広がりだ。たとえば前者については、就任時にこう語っている。

「技術がなければニュアンスを出すことはできないので、芸術監督になることが決まってから、太い撥を持つ前に、細いドラムスティックで太鼓を叩くことを取り入れました。太い撥で叩いていると、太鼓の面に撥が触れている時間が長くなるけれど、細いスティックだと、一瞬、面に触れることで強い音が出たり、叩いた弾みを利用して叩くことができる。面に長くいるのと一瞬しかいないのとの音色の違いを、打ち手には自分でわかるようになってほしかったですし、実際に細い撥で大きい太鼓を叩くと、最初は違和感があっても、そのうちどんどん音が出るようになって、太い撥がいらなくなるほどになるんです。打ち方のバリエーションもグッと増えるのですよ」

その成果がいかほどかは、本日の舞台に響く音色を耳にすれば、説明不要だと思う。

Photo: Takashi Okamoto

後者の「自由な発想」を求める点においては、撥を鈴に替えてみたり、北米を中心に練習用の太鼓として代替的に使われていることが多い自動車のタイヤを、敢えて持ち出したり、奏法も構造も似て非なる西洋のドラムについて基礎から学び、和太鼓奏者のプロにしかできない、独自のソロ演奏に昇華させたり……。あらゆる常識や固定観念から解き放たれた、遊び心と自由な精神を、何よりも尊ぶ。それが幅広く斬新な表現の開拓につながっているわけだけれど、玉三郎の意識の根底には、柔軟であるべき鼓童が、必要以上にスタイルを硬直化させたり、権威付けを行おうとする傾向への危惧があった。

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「それまでの鼓童には、『大太鼓は神聖なものだから滅多に打ってはいけない』といった雰囲気ができ上がっていたんです。鼓童が誕生して、たかだか数十年しか経っていないというのにね。僕はそんなことぜんぜん気にする必要はないと思うから、『(大太鼓を)縦じゃなく横向きにしましょう』と躊躇せず言いましたし、年功序列もなくしました。『伝統が』とか、『先代が』とかいう話は、まだ若い鼓童では言わないでほしい、という気持ちですね」

伝統や様式、権威の功罪というものを、身をもって知る歌舞伎俳優だけに、説得力は抜群。これは内側からは是正しづらい硬直状態を、玉三郎という外からの刺激で打開してもらえれば、という青木代表の思惑とも一致する。

Photo: Takashi Okamoto

敢えて「伝統」になりかけていた鼓童のスタイルに執着しないことを選択した玉三郎は、鼓童のトレードマークとしてファンにもメンバーにも親しまれてきた鉢巻きと半纏の衣装を用いず、汗まみれ・力まかせの荒削りな演奏スタイルも封印。短い曲が多かったレパートリーを見直し、20分前後の長尺の新曲を次々に発表して、鑑賞する側へも意識の変革を促した。素朴で力強い太鼓打ちによる祝祭空間から、一編のドラマのように緩急と緊張感に満ちた芸術的世界へ。劇的な変化を遂げた主軸の「ワン・アース・ツアー」シリーズは、玉三郎の美意識に共鳴する観客には熱烈に歓迎され、往年の鼓童のスタイルを愛する観客には、少なからずショックを与えた。

第1弾の’12年初演『伝説』では、喧しいほどの賛否両論の嵐が起こり、「変革には痛みを伴う」ことを実感した気がした。それでも、『神秘』(’13)、『永遠』(’14)、『混沌』(’15)と、回を重ねるごとに、演じ手側にも受け手側にも戸惑いが消え、現在は新しい鼓童の世界を、積極的に享受する土壌が調いつつあるようだ。

Photo: Takashi Okamoto

周到な準備期間を設けて稽古に励み、自由度と完成度の高い、攻めの姿勢を貫く玉三郎・鼓童。まだまだ弾け続けて、世界のショービジネスの先頭に立って欲しいと思う。

ー鼓童創立35周年記念コンサートパンフレットより

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「螺旋」公演紹介
http://www.kodo.or.jp/news/20160900oet_ja.html

12月17日、18日 大阪公演
http://www.kodo.or.jp/oet/20161217-18a_ja.html

12月21日〜25日 東京・文京公演
http://www.kodo.or.jp/oet/20161221-25a_ja.html


心の芯に「芸術的要素」を/坂東玉三郎氏インタビュー


坂東玉三郎氏インタビュー
心の芯に「芸術的要素」を

2016年8月 鼓童創立35周年記念コンサートパンフレットより
文◎伊達なつめ 写真◎岡本隆史

Photo: Takashi Okamoto

──芸術監督就任当初(2012年)は、「和太鼓にはバリエーションが多いわけではないから」と苦労されている様子でしたが、次々と新しい表現が生み出されていますね。

玉三郎 「今日まで出来るだけのことをしてきた」という感じです。正確には「ないもの」を出すというより「ある」ものをそのままではなく展開させて幅を広げる作業になったということでしょうか。『大太鼓』『屋台囃子』『三宅』といった、鼓童のレパートリーを代表する太鼓の曲を沢山聴いていて、今後の為にもさらに新曲があった方がいいのではないかと思い、新しい音楽的なものを模索してきました。私は全てを譜面で伝えていくわけではないので、はじめから「こういうものを創ってほしい」という設計図を示すことはしてきませんでした。鼓童のメンバーが出してきた音を「この音と、この楽器を組み合わせて」やってみては「あ、ぜんぜん合わなかった、こちらの方が良いなあ・・・」などと言いながら、現場で創ってきたのです。

Photo: Takashi Okamoto

その結果、徐々に新しい音が出て来たのでしょうか。それともうひとつは、これまでなかった新しい楽器の組み合わせや使い方、この楽器を加えたら、あるいはこの太鼓の音を前に出さずに、後ろに持って行ったら、どれだけ融合して聞こえるか、といったことを試してきました。

Photo: Takashi Okamoto

──ワン・アース・ツアー『混沌』(2015年初演)で登場した太鼓奏者によるドラム演奏など、実にユニークでした。

玉三郎 同じ打楽器でも、奏法も音の性質もすべてが異なるドラムを使ってみることで、その後元に戻った時に彼らの耳に聞こえる太鼓の音が違ってきたことが、とてもよかったと思っています。たとえば一度旅に出て戻ってくると、自分が住む場所の違った面が見えてくるでしょう。それと同じことを、彼らも感じられるようになってきたのです。

Photo: Takashi Okamoto

──「ちょっとドラムに挑戦にしてみた」という次元とは異なり、「プロの太鼓打ちがドラムを演奏するとこうなる」という新たな楽器の解釈を提示していました。

玉三郎 そこまでいかなければ、お客様に失礼ですから。もちろん今回はプロのドラマーのようには出来なくても、鼓童ができる範囲で、最善のものをお見せしなければなりません。そのために、ここに至るまで3年間かけて稽古してきたのです。

Photo: Takashi Okamoto

──新たに挑戦する楽器の習得に3年をかけ、来年初演の新作の稽古もすでに始まっている。時間の取り方にゆとりと計画性がありますね。

玉三郎 僕自身、俳優として舞台に立つようになってから認めてもらえるまでには、多くの年数がかかりましたし、中国の伝統演劇である昆劇に出演した際も、最低、5、6年は必要でした。フランスの太陽劇団(テアトル・ドゥ・ソレイユ)だって、ひとつの作品を創るのに稽古に2年間もかけているわけです。シルク・ドゥ・ソレイユだって、きっとそうでしょう。本来作品創りというのはそういうものなんです。

──プロの演奏家でありながら、別のジャンルの音楽に挑む姿勢もユニークです。たとえて言えば、チェロの演奏家が胡弓を弾くようなものですよね。

玉三郎 クラシックのチェロの専門家は、人前では胡弓の演奏はしないでしょうけれど、鼓童はとにかく余裕があればやれるところはやってしまわなければならないのです。「やれないでしょう・・・」と言わないで「やれるでしょ?」って最初に言ってしまうんです・・・(笑)。そうするとみんな、だんだん出来るようになっていくんです。そもそも『三宅』(伊豆七島の三宅島)だって『屋台囃子』(埼玉県秩父市)だって、地方の芸能として演奏されているものを、舞台用にアレンジしてきたわけですから。鼓童はそうやって、あらゆる音を自分たちの音色にしてきたのです。ですから今後も、そういうことをして行かなければなりません。

Photo: Takashi Okamoto

──来年初演の新作『幽玄』は、『アマテラス』に次ぐ玉三郎さんと鼓童との共演第2作目、能の世界を鼓童の音色で表現しようという新たな挑戦ですね。

玉三郎 先年打ち手のみんなに、今後はどんなものをやりたいの?・・・と聞いてみたら「日本のものをやりたい」というのです。それじゃあそうしましょう・・・ということになりました。ただ「日本ものはとても難しいよ・・・」とだけは言いました。どこかで古典の専門家の目に触れるでしょうし、様式も技術も、どこまで掴めるかはわからないにしても、「やるんだ」「突き抜けたい」という思い込みだけでは出来ませんからね。お客様にお見せ出来るだけの、練り込む時間がないといけないでしょうね。お能の様式そのものは使えないですから、自分たちが使ってきた楽器で、能や歌舞伎の囃子方では使わない楽器で、稽古をしていかなければなりません。同じ楽器を使ってしまえば、専門家の方が素晴らしいに決まっているわけですから、自分たちの楽器を使って、表現できるように稽古しています。

Photo: Takashi Okamoto

──締太鼓ひとつとっても、能や歌舞伎の大太鼓と似ているようで違うし、違うけど似ているという…

玉三郎 音色が不思議な感じですよね。めずらしさも、新しさも必要ですし、稽古をしていると想像もつかないところにいくんです。それに『幽玄』というからには、謡も入った方がいいかなと思って、ここ5年間くらいやっている発声練習を、謡に活かせるように稽古しています。毎日練習して行けば、確実に声が出て来ますし「なんでもできちゃう」というわけではないですけれど、出来ることはきちんと学んでいきたいと思っています。

──能と歌舞伎と鼓童、と聞いて、アイリッシュダンスと類似点があるタップダンスやフラメンコと競演する『リバーダンス』の一場面を思い出しましたが、そうした広がりも期待できそうですね。

玉三郎 タンゴが酒場のコミュニケーションから生まれてきて、後に芸術的なものに発達したのと同じだと思います。ただ、神社やお寺に集まって演奏するのと、劇場で入場料をいただいてお客様にお越しいただくものとはまた別なことですから、それとは違う線をきちんと引いた状態を保たなければなりません。このようにして、鼓童は各地の芸能に影響を受けてきましたが、デビュー当時から海外公演を多く行う中で、ブルーマン・グループやストンプ(ともにオフ・ブロードウェイを中心に世界各地で公演を続けるパフォーマンス集団)や、シルク・ドゥ・ソレイユのラスベガスのショウの「ミステール」などにも影響を与えているそうです。最近のワン・アース・ツアー『伝説』『神秘』の海外公演では、十分に受け入れられたようですが「影響を受けた海外の打楽器演奏の方が、うまく叩けている」ということにならないように「しっかりとした自覚を持つように」とみんなには話しています。

Photo: Takashi Okamoto

──35周年を迎えた鼓童の今後のことは、どうお考えですか。

玉三郎 具体的には来年(2017年)の春から、「アマテラス」に続く鼓童との共演第2作目の『幽玄』の幕が開きます。9月には、博多座での公演も予定しています。そして秋からは『打男』の日本ツアーが始まります。2009年に創った『打男』が、来年から日本と北米のツアーを回れるようになったことは、演出家としてはとても嬉しいです。佐渡に通うようになってから16年が経ちました。これまで10作近くの作品を創ってきましたが、実は思いのほか大変な作業だったんです。つまり戯曲や筋立て等の全く無いところから、打楽器演奏群の一晩の舞台(コンサート)を構成して行くのですから。自分としては出来るだけ楽しんで創っては来ましたが、お客様がどう思ってくださるかは、また別なことです。特に鼓童の古くからのお客様には、今までとは違う方向性に対する違和感もあったと思います。現在は世界情勢も経済も大変難しい時期を迎えているように思います。そうした状況下で、鼓童のみなさんも「5年後、10年後に自分たちがどうなっていたいのか」・・・ということを真剣に考える時期が来ているのではないでしょうか。

Photo: Takashi Okamoto

鼓童の「和太鼓の曲」は初めから有りましたが、これからは純粋に「打楽器の曲」として考えて行かなければならないこともあるでしょう。また大きな意味で「音楽としての曲創りの捉え方」「舞台人としての有り方」も重要になってくるでしょう。それに加えて心の芯に「芸術的要素」を持って、進んで行ってもらいたいとも考えています。また「舞台裏はお客様には見えている」ということも伝えています。「エンターテインメント」でありながら「品格」も大事なことです。自分も今後の日本の芸術の有り方などを、問い直していきたいと思っているのです。

ー2016年8月 鼓童創立35周年記念コンサートパンフレットより


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坂東玉三郎(ばんどう たまさぶろう)
歌舞伎界の立女形。その深遠な美意識は様々な分野でも発揮され、「ロミオとジュリエット」「海神別荘」などの作品で舞台演出家として高い評価を得る一方、映像作品「外科室」「夢の女」「天守物語」で映画監督としての才能を発揮し、大きな話題となった。2012年4月から4年間、鼓童の芸術監督に就任。2012年9月に、歌舞伎女形として5人目となる重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定、また2013年にはフランス芸術文化勲章最高章「コマンドゥール」を受章した。


 

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「螺旋」公演紹介
http://www.kodo.or.jp/news/20160900oet_ja.html

全国ツアースケジュール
http://www.kodo.or.jp/oet/index_ja.html#schedule26a

12月14日(水)福岡公演
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12月17日、18日 大阪公演
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12月21日〜25日 東京・文京公演
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鼓童サイト「幽玄」ページ
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【新作】坂東玉三郎×鼓童特別公演「幽玄」上演決定!!


坂東玉三郎×鼓童特別公演「幽玄」

Photos: Takashi Okamoto撮影:岡本隆史

「アマテラス」に続く待望の共演第二弾!

2017年5月16日(火)よりBunkamuraオーチャードホールでの公演を皮切りに、国内5都市にて新作公演「幽玄」を上演することが決定致しました。本作では、2006年初演の「アマテラス」以来となる、歌舞伎俳優 坂東玉三郎氏との共演を果たします!

佐渡を拠点に世界で活躍する鼓童と玉三郎氏との出会いは2000年。2003年には「鼓童ワン・アース・ツアー スペシャル」で玉三郎氏の演出を受け、2006 年に「アマテラス」で初共演が実現。当代随一の立女形と、日本を代表する和太鼓グループの共演は、たちまち一大センセーションを巻き起こし、翌年には歌舞伎座で再演。2013年の再々演では東京・福岡・京都で計67公演全てが完売するという伝説の舞台となりました。

15年以上にわたり、その自由自在な発想と類い稀なる審美眼で鼓童の創作活動に大きな変革をもたらしてきた玉三郎氏。今回のテーマは「幽玄」と題し、世阿弥が見た世界を「羽衣」、「道成寺」、「石橋」など能の代表演目を題材にして表現することに挑戦します。

Photo: Takashi Okamoto 撮影:岡本隆史

不世出と評される玉三郎氏の優雅な舞いを、太鼓界を牽引し続けてきた鼓童が斬新な切り口で囃します。そこに花柳壽輔氏はじめ、花柳流舞踊家の出演も決まり、見どころに華を添えます。能の代表的な演目を題材に、玉三郎氏の舞踊が、魂を揺さぶる鼓童の太鼓の響きと、能楽にインスパイアされた妙なる音色と一体になって、奥深くも情感豊かなイマジネーションの新たな地平へといざないます。

演出:坂東玉三郎
出演:坂東玉三郎、鼓童、花柳壽輔、花柳流舞踊家

<公演スケジュール>

鼓童サイト「幽玄」ページ
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鼓童と初音ミク、初のコラボレーションが実現!「初音ミク×鼓童 スペシャルライブ」


鼓童と初音ミク、初のコラボレーションが実現!

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日本を代表する二組のアーティストが交わり、これまでにない新しいステージを

東京オリンピック・パラリンピックに向けて、スポーツのみならず、文化面においても気運を盛り上げ、日本文化の魅力や素晴らしさを国内外へ向けて発信するNHKが、その一環として「This is NIPPON プレミアムシアター」を開催。これは日本を代表する多種多様なコンテンツに様々な演出を加えることで、その魅力を最大限に引き出し、NHKの放送などを通じて国内はもちろん、海外に向けて発信していくものです。

今回は、「初音ミク×鼓童 スペシャルライブ」と題し、歌声合成ソフトウェアとして誕生し、今やバーチャル・シンガーとして世界へ人気を広げている初音ミクと、世界中に和太鼓の魅力を伝える鼓童との初のコラボレーションを実現。日本が誇る伝統文化と世界を魅了するデジタルなステージ演出の融合によって、新風を巻き起こします。

Photo: Takashi Okamoto

初音ミクは、日本初公開の楽曲も含め、人気の楽曲の数々を披露。また、太鼓の魅力あふれる鼓童の楽曲に初音ミクが参加するなど、日本を代表する二組のアーティストが交わり、これまでにない新しいステージを繰り広げます。

また、本プログラムは東京2020公認プログラムとして実施していきます。

特設サイト:http://kodo-miku.com

This is NIPPON プレミアムシアター 初音ミク × 鼓童 スペシャルライブ

■2017年3月4日(土)、3月5日(日)東京都渋谷区 NHKホール
3月4日(土)18:00開場、19:00開演
3月5日(日)12:00開場、13:00開演

■料金:S席6,900円 / A席5,900円 / B席4,900円(税込、前売・当日共)
※ご観覧者には全員に本ライブ限定の特製オリジナルペンライトを差し上げます。特製オリジナルペンライトは、イベント当日に会場にてお引き換えいたします。チケット購入時に発券される「ペンライト引換券」を必ず会場にご持参ください。

■客席について 全席指定、1歳以上のお子様より有料となります。

■発売日・プレイガイド

先行抽選販売:2016年12月13日(火)11:00〜12月20日(火)11:00
チケットぴあプレリザーブ http://pia.jp/t/kodo-miku/(インターネット・携帯電話)

一般発売:2017年1月14日(土)10:00〜 チケットぴあ
< インターネット・携帯電話 >http://w.pia.jp/t/kodo-miku/
< 音声応答電話予約 > Tel. 0570-02-9999【要Pコード:316-825】無休 ※メンテナンス時間を除く
< チケットぴあ各店舗 > 営業時間 店舗により異なる 「チケットぴあ」店舗検索はこちら
< セブン-イレブン店頭 > マルチコピー機/【要Pコード:316-825】無休 ※毎週火・水2:30~5:30を除く
< サークルK・サンクス店頭 > Kステーション/【要Pコード:316-825】5:30~翌2:30

■お問い合わせ
ハローダイアル Tel. 03-5777-8600(8:00〜22:00無休)

初音ミク

mikuクリプトン・フューチャー・メディア株式会社が開発した、歌詞とメロディーを入力して誰でも歌を歌わせることができる「ソフトウェア」です。大勢のクリエイターが「初音ミク」で音楽を作り、インターネット上に投稿したことで一躍ムーブメントとなりました。「キャラクター」としても注目を集め、今ではバーチャル・シンガーとしてグッズ展開やライブを行うなど多方面で活躍するようになり、人気は世界に拡がっています。2016年は、全国5都市を巡る日本ツアーを皮切りに、北米3か国10都市でのライブツアーや約4年ぶりの台湾公演を実施。12月には、上海と北京での中国大陸ツアーが予定されており、国際的な活動をしています。
公式サイト : http://piapro.net/


【TV出演】「サドテレビ」11月15日17:30〜坂本雅幸が登場します !


【サドテレビ】本日11月15日17:30〜坂本雅幸が登場します !

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本日11月15日17:30からのサドテレビ「Newsアイランド」内「得する情報〜トクジョウ〜」に坂本雅幸が出演します。

まもなく開催します11/23(水・祝)「鼓童ワン・アース・ツアー2016〜螺旋」 佐渡公演の見どころご紹介のほか、坂本が鼓童に入ったきっかけや佐渡の好きなところ、ベトナム公演でのマル秘エピソードなどアットホームな雰囲気で収録されました。佐渡の皆さま、どうぞお見逃しなく !

サドテレビ
【放送時間】11月15日(火)17:30〜
 (再放送20:00〜/ 22:00〜、16日(水)6:00〜 /7:00〜 /10:00〜 /12:00〜)

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公演紹介
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全国ツアースケジュール
http://www.kodo.or.jp/oet/index_ja.html#schedule26a

12月14日(水)福岡公演
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12月17日、18日 大阪公演
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12月21日〜25日 東京・文京公演
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【ラジオ出演】11月3日ラジオ大阪&ABCラジオに鼓童出演&生演奏!


11月3日ラジオ大阪&ABCラジオに鼓童出演&生演奏!

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11月3日(木)15:45からラジオ大阪「高岡美樹のべっぴんラジオ」、17:20からABCラジオ「武田和歌子のぴたっと」に、鼓童から船橋裕一郎、坂本雅幸が出演します。放送地域の皆様、生演奏&トークをお聞き逃しなく!

15:45〜ラジオ大阪「高岡美樹のべっぴんラジオ」
【出演時間】2016年11月3日(木・祝)15:45〜16:00ごろ生出演
【MC】高岡美樹
【鼓童出演者】船橋裕一郎、坂本雅幸
【番組HP】http://www.obc1314.co.jp/bangumi/miki/index.php

17:20〜ABCラジオ「武田和歌子のぴたっと」(月-金15:00〜18:00)
【出演時間】2016年11月3日(木・祝)17:20〜17:40ごろ生出演
【MC】武田和歌子(ABCアナウンサー)、井之上チャル(アシスタント)
【鼓童出演者】船橋裕一郎、坂本雅幸
【番組HP】http://abc1008.com/pitatto/

【11/3 ラジオ出演しました】昨日11月3日(木)15:45からラジオ大阪「高岡美樹のべっぴんラジオ」、17:20からABCラジオ「武田和歌子のぴたっと」に、鼓童から船橋裕一郎、坂本雅幸が出演しました。聴いてくださった皆様、有難うございました!

http://www.kodo.or.jp/blog/pub/20161102_11308.html

鼓童 Kodoさんの投稿 2016年11月3日

ラジオ大阪「高岡美樹のべっぴんラジオ」サイトに船橋裕一郎、坂本雅幸出演の様子が掲載されています。
http://www.obc1314.co.jp/blog/miki/?p=23069

鼓童 Kodoさんの投稿 2016年11月4日


劇団四季の皆さんと太鼓WS&交流会


劇団四季の皆さんと太鼓WS&交流会

昨日10月30日、研修所にて劇団四季の皆さんと鼓童の交流会を開催しました。四季の皆さまは佐渡島内の5、6年生に向けて「ガンバの大冒険」公演で来島されています。佐渡に上陸後、すぐに研修所に来てくださいました!

Photo: Erika Ueda

Photo: Erika Ueda

研修生の歓迎演奏。

Photo: Erika Ueda

鼓童・齊藤栄一が太鼓のワークショップをしました。「皆で太鼓をたたく中で、お互いの気持ちがつながることを実感して」と栄ちゃん先生。

Photo: Erika Ueda
Photo: Erika Ueda

楽しそうに太鼓を叩く四季の皆さん。

Photo: Erika Ueda

その後、「ガンバの大冒険」の太鼓が登場するシーンを見せてくださいました!

Photo: Erika Ueda

夕食会の様子。研修生手作りのカレー(もちろんカレー粉をつかって)や収穫したての野菜、佐渡名物のおけさ柿が並びます。とても賑やかな時間になりました。鼓童研修生は20歳前後がほとんど、今回来島された俳優さんも同年代が多いということ、研究生時代があることから共通点も多く、互いに刺激となる交流になりました。

Photo: Erika Ueda

Photo: Erika Ueda

大太鼓にも挑戦

劇場公演は11月1日アミューズメント佐渡にて(小学校5,6年生対象)。研修生は引き続き、搬入・搬出のお手伝いをさせていただきます。

劇団四季の皆さま、楽しい時間を有難うございました。本番を楽しみにしています!

Photo: Erika Ueda

劇団四季の皆さまと齊藤栄一、鼓童研修生。

劇団四季「ガンバの大冒険」出演者の皆様&鼓童・齊藤栄一! 終演後の1枚。素晴らしい舞台を有難うございましたー!また佐渡で、各地の劇場で、お会いできる日を楽しみにしています。#劇団四季

鼓童 Kodoさんの投稿 2016年11月1日

劇団四季サイトに10/30の鼓童との交流の記事が掲載されました、是非ご覧ください!

【劇団四季サイト】旅の途中でもらった、大きな感動――『ガンバの大冒険』佐渡公演で「鼓童」と交流【前編】
http://www.shiki.jp/navi/news/renewinfo/028239.html

鼓童 Kodoさんの投稿 2016年11月1日

劇団四季サイトに鼓童研修生との交流の記事(後編)が掲載されました、是非ご覧ください!

【劇団四季サイト】旅の途中でもらった、大きな感動――『ガンバの大冒険』佐渡公演で「鼓童」と交流【後編】…

鼓童 Kodoさんの投稿 2016年11月4日

 

【映像あり】「鼓童」と「劇団四季」が太鼓を通じて交流 |テレビ新潟
http://www.news24.jp/nnn/news88210665.html

新潟)劇団四季と鼓童交流|朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASJBZ61GKJBZUOHB00N.html

劇団四季、鼓童のリズム吸収 佐渡で打ち方学ぶ|新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20161101288838.html


10月19日21時〜AbemaTV「Abema Prime」に鼓童出演&生演奏!


10月19日21時〜AbemaTV「Abema Prime」に鼓童出演&生演奏!

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無料のインターネットテレビ局「AbemaTV」内『Abema News』チャンネルにて放送中のニュース番組「Abema Prime」に、鼓童から船橋裕一郎、中込健太、内田依利、小池将也の4名が出演します。生演奏&トークをお見逃しなく!

▼出演映像UP!(2016/11/5)

▼番組は以下のリンクからご覧いただけます。(10月19日 21:00〜23:00)
https://abema.tv/now-on-air/abema-news

 

Abema Prime

放送局:AbemaTV(無料のインターネットテレビ局)『Abema News』チャンネルにて生放送
放送時間:10月19日 21:00〜23:00(※ 鼓童の出演は22時前後の予定)
鼓童出演者:船橋裕一郎、中込健太、内田依利、小池将也
番組WEBサイト: AbemaPrime http://news-prime.abema.tv/
備考:けやき坂スタジオより生放送
番組紹介:19日、無料のインターネットテレビ局・AbemaTV内「Abema News」チャンネルにて放送中のニュース番組「Abema Prime」に日本が誇る太鼓芸能集団「鼓童」が生出演!数々の海外公演を成功させた彼らがスタジオで生パフォーマンス! 小松アナも太鼓に挑戦!?


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